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【顎関節症】口が開かない・肩こり頭痛も改善した整体症例
16年前の17歳の時から、顎関節症でお困りだった30代女性(自営業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
右あごに常にぼわーんとした痛みがあり、朝起きた時にはだるいような痛みも感じる。口が大きく開かず、開口時には「ごりっ」と音が鳴り、時折、耳の中にもズキズキとした痛みがある。
また、慢性的な肩こりがあり、ひどい時には頭痛も伴う。
来院に至るまでの経緯
17歳の頃から顎関節の違和感があり、年齢とともに痛みや開口障害が慢性化。長時間のデスクワークが続く中、くいしばりや姿勢の偏りも自覚していた。歯科でマウスピースを使った治療をしていたが十分な改善が見られず、耳の痛みや頭痛も出るようになり、ためしにと思い来院。
検査と所見
カウンセリングおよび検査の結果、以下の所見が確認された。
- 猫背姿勢(機能性円背)
- 胸郭の強い捻じれ
- 咬筋の過緊張
- 骨盤の捻じれ歪み
- 交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、自律神経が影響
- 浅い呼吸と慢性的な酸素供給不足傾向
- 背部筋群の過緊張
- ストレートネック傾向
これらの要因により、姿勢不良と筋緊張、自律神経の乱れが連鎖的に影響し、顎関節周囲の構造的・機能的バランスを崩していることが、顎関節に慢性的な負担をかけていると考えられた。
施術内容と経過
顎関節および脊椎の柔軟性改善を目的に、脊椎深部の筋肉を調整する施術を実施。

- 初回~2回目(週2回ペース)
-
運動療法を併用しながら施術を実施。あごのだるさや痛みが軽減し、肩こりも楽で順調な回復がみられる。
- 3~5回目(週1回ペース)
-
仕事が忙しく、負担が増し、顎関節症の痛みと肩こりがぶり返した。でも、5回目の来院時にNRS(数値評価尺度)を聞くと、初回の辛さを10とした場合、3まで軽減。
- 6回目(2週間後の施術)
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2週間空けても、あごの違和感や肩こりの悪化なし。
- 7回目(1ヶ月後の施術)
-
1ヶ月空けても、あごの違和感や肩こり、頭痛、耳の痛みもほぼ大丈夫。
内科的な事で体調を崩されて、通院は終了。
以下ご本人のメッセージ
整体はテレビなどのイメージでゴキコギと体をひねったりして、痛みがあるかと思っていたのですが、実際は、ほとんど私はぼや~っと寝ころんでいるだけで終わりました。
特に痛い事もなく、ゆるゆると動かしてもらうだけで、楽になった感じになります。
自分の顎関節の状態は、睡眠時の食いしばりが原因だったので、関係ないかと思ってましたが、ためしにやっていただいたら、ずいぶん楽になりました。
ひどい時は、肩こりと頭痛も出るので、薬が欠かせませんでしたが、今では、薬を飲む回数がぐっと減りました。ありがとうございました。
院長からのコメント

お薬の回数がぐっと減って良かったです
顎関節症は、単なるあごの不調ではなく、姿勢や呼吸、自律神経の乱れなど、全身のバランスが大きく関与しており、Oさんも、長年のくいしばりや姿勢の崩れが蓄積し、顎関節だけでなく肩こりや頭痛、耳の痛みにまで影響していた。
施術では、あごの周囲だけでなく、脊柱や骨盤、胸郭の柔軟性を高めることで、全体のバランスを整えていきました。
回復のペースには個人差があるが、Oさんのようにご自身の身体と丁寧に向き合いながら取り組んでいただけると、改善のスピードも安定しやすくなります。
またいつでも来てくださいね。
顎関節症でお悩みなら…
顎関節症について解説しているこちらのページもお読みください。



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