起立性調節障害

― 朝になると体が動かない。そんな自分に苦しんでいませんか？ ―

学校や仕事に行きたいのに、ベッドから起き上がれない。立ち上がるとフラッと倒れそうで、頭が痛くなる。「怠けているだけ」と周りから誤解され、心までつらくなることもある。

でも大丈夫。
あなたの体には、まだ回復していく力が残っています。

当院では、やさしい整体で体の緊張をゆるめ、自律神経の働きを整えることで、朝のつらさや立ちくらみを少しずつやわらげていきます。

「また学校に行けるようになった」
「朝の笑顔が戻ってきた」
そんな声を、これまでいただいてきました。

薬だけに頼るのではなく、体そのものの回復力を引き出す方法があります。ご本人はもちろん、不安を抱える親御さんも一緒に安心できるように、私がサポートします。

朝になると体が言うことをきかない…それが起立性調節障害です

「行きたいのに起きられない」「立ち上がるとフラッとする」「午前中は頭が重くて勉強が手につかない」――そんなつらさを感じていませんか？

起立性調節障害は、自律神経のバランスが崩れることで、朝や立ち上がったときに脳や体への血流がうまく調整できなくなり、めまい・立ちくらみ・だるさ・頭痛・動悸などの症状が現れる病気です。

特に思春期に多く、午前中に症状が強く出て午後になると軽くなる傾向があります。

日本小児科学会や厚生労働省の調査では、中高生の約10％、全国で70万人以上がこの症状に悩んでいるとされています。重症化すると学校に通えなくなることもあり、不登校の原因のひとつとも言われています。女子に多いのも特徴です。

当院にも、こうした起立性調節障害に悩む患者さまが来院されています。

起立性調節障害を放置すると、さまざまな悪影響が生じる可能性があります。

朝起きられない状態が続くと、学校や仕事を休まざるを得ない日が増えてしまいます。出席日数が足りなくなれば、進級や進学に影響が出ることもあります。

次第に学業や社会生活から離れる時間が長くなることで、友人関係がうまく築けなくなったり、周囲とのつながりが薄れていくことも少なくありません。

「自分だけが取り残されている」という気持ちが強まると、自信を失い、将来への不安や焦りが心を支配するようになります。

こうした状態が続けば、やがて不登校や引きこもり、そして抑うつ状態といった二次的な問題に発展することもあります。だからこそ、つらさを抱え込まず、できるだけ早く適切な対応をとることが大切です。

始めるのに遅すぎるということはありません。

起立性調節障害は「体の仕組み」が深く関わっているからこそ、整えていくことで少しずつ改善していく力が誰の中にもあります。

小さな一歩でかまいません。

「相談してみる」ことが、未来を変える大切な始まりです。

朝起きられないのには、きちんと理由があります

開院以来、当院には自律神経系のお悩みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験からはっきりしていることは、起立性調節障害の原因はひとつではないということです。いくつかの原因が複雑に絡み合って、症状を形成しているのです。

起立性調節障害の原因として次のものが挙げられます。

起立性調節障害はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

生活リズムの乱れや偏った食習慣、不良姿勢、成長期に特有のホルモン変動、学校や家庭でのストレスなどが重なり合い、自律神経や神経伝達物質のバランスを乱してしまうことが原因と考えられています。

そのため、単に薬で症状を抑えるだけでは根本的な解決にはつながりにくく、生活環境や身体の使い方も含めた包括的なアプローチが欠かせません。

さらに、起立性調節障害は人によって原因が異なるため、表面的な施術だけでは十分な改善が難しく、原因を見極めるための丁寧な検査とカウンセリングが非常に重要です。

当院では、こうした整体的な検査とカウンセリングを通して、姿勢や呼吸、内臓の疲労、ストレスなど、症状に関わるあらゆる要素を総合的に整える施術を行っています。

軽度の症状であれば、自律神経のバランスを整えるだけでも体調が改善することが多く、まずは無理なく一歩を踏み出せます。

症状が重い場合や根本的な改善を目指す場合には、生活習慣や食事の工夫など、家庭で親御さんが少し関わるサポートも合わせて取り入れることで、回復への道がより確実になります。

無理のない範囲で少しずつ整えていける方法を、一緒に考えていきますので安心してください。

病院や他院で思うような改善が得られなかった方も、どうか一人で悩まずにお越しください。

当院では、体の構造を整える施術を中心に、必要に応じて生活習慣や栄養のサポートも組み合わせながら、心と体の回復を丁寧にサポートしています。

「薬では変わらない」その不調に、整体ができること

医療機関での一般的な対処法。

起立性調節障害の改善には、身体からのアプローチも有効です

起立性調節障害の治療は、医療機関では薬物療法や生活指導、カウンセリングが中心になることが多いです。

もちろん、これらは症状のつらさを和らげるために大切な方法ですが、どうしても「症状を抑える対症療法」が中心になりやすいのが現実です。

短い診察時間の中では、姿勢のクセや体の歪み、首や肩のこり、筋肉の緊張、呼吸の浅さ、さらには日常生活でのストレスや生活リズムの乱れといった、立ちくらみやだるさの原因に深く関わる部分まで丁寧に対応するのは難しい場合もあります。

そのため、

• 「薬を使っても朝がつらい」
• 「学校に行ける日と行けない日が繰り返す」

といった悩みを抱える方も少なくありません。

起立性調節障害は、心だけの問題ではなく、体にもサインが現れるものです。自律神経の乱れ、首や肩の緊張、姿勢の崩れ、内臓疲労、呼吸の浅さなど、身体の状態が立ちくらみやだるさ、めまいに大きく影響しているケースもあります。

当院では、まず体の緊張をやさしくゆるめ、歪みを整えることで、自律神経の働きが安定しやすい状態をつくります。

そのうえで、生活リズムの工夫や必要に応じた栄養サポートなども取り入れながら、無理のない形で回復をサポートしています。

• 「薬だけでは不安」
• 「根本から整えてあげたい」

そんな方にこそ、体からのアプローチを取り入れることが、起立性調節障害改善の一歩につながります。

つらさの原因を、一緒にひもといていきましょう

まず大切なのは、起立性調節障害の原因を見極めることです。

原因を見誤ったままでは、たとえ一時的に症状が和らいでも、根本的な回復には至らないことが多いのです。

当院は、多角的な視点による複数の整体的検査で、起立性調節障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に施術を進めていきます。

「もっと早く来ればよかった」と言われる理由があります

朝起きられない、立ちくらみが続く、学校に行けない日が増えている…。そんなお子さんの姿を見て、親御さんは「どうにかしてあげたい」と強く思われるものです。

当院では、20年以上の施術経験を持ち、起立性調節障害の改善にも確かな実績を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当します。

一人一人に合わせた多角的な検査と施術

• 姿勢や筋骨格系の歪みだけでなく、自律神経の働きやストレスの影響、呼吸の質まで評価
• 生活習慣や体質、栄養状態も含めて総合的に判断
• 検査結果に基づき、一人ひとりに最適な改善の道筋を提案

施術/栄養/体操の三方向からアプローチ

• 身体本来の自然治癒力を高め、根本から回復を後押し
• 体調の安定を図り、学校生活や日常生活への復帰を支援
• 高い専門性と包括的な視点で、他院では得られなかった改善が期待できる

院長による一貫したサポート

• 検査から施術まで院長が直接担当
• 体の変化や症状の波を見逃さず、きめ細やかな調整が可能
• 一貫性のある施術が高い効果を生み、多くの改善実績につながる

整骨院やマッサージ、他の整体院で十分な効果が得られなかった方も、どうか一人で悩まずにご相談ください。

当院では、体と心の状態を総合的に確認しながら、親御さんもお子さんも安心できる環境で、無理のない回復への一歩をサポートします。

つらさを抱えたままにせず、今日からできる小さな一歩を一緒に踏み出しましょう。

起立性調節障害のQ＆A

起立性調節障害とはどのような症状ですか？

起立性調節障害とは、自律神経の乱れにより血圧調整がうまくいかず、立ち上がった際に脳への血流が不足することで、めまいや立ちくらみ、倦怠感、頭痛、朝起きられないといった症状が起こる状態です。思春期に多く見られ、日常生活や学校生活に支障をきたすことも少なくありません。

子どもの「朝起きられない」は甘えや怠けではないのですか？

いいえ、起立性調節障害は自律神経の機能がうまく働かないことによる身体の不調であり、本人の意思や根性でどうにかできるものではありません。朝起きられない・動けないといった状態には医学的な背景があるため、周囲の理解と適切な対応が重要です。

なぜ起立性調節障害になるのですか？

原因はひとつではなく、生活リズムの乱れや不良姿勢、偏った食習慣、成長期のホルモン変動、精神的ストレス、体質的な要因などが複雑に絡み合って発症すると考えられています。自律神経や神経伝達物質のバランスが崩れることで、全身にさまざまな不調があらわれます。

病院ではどのような対応をするのですか？

病院では、生活習慣の見直し指導や薬物療法（昇圧剤・漢方薬など）、カウンセリングなどが行われるのが一般的です。これらは対症療法として有効ですが、すぐに効果が出るとは限らず、継続や組み合わせが重要になります。

整体で何ができるのですか？

当院では、自律神経の働きに影響を与える姿勢や筋骨格系のバランス、呼吸、内臓疲労、栄養状態などを多角的に評価し、個々に合わせた施術を行っています。単なるリラクゼーションではなく、自然治癒力を引き出し、根本改善を目指すトータルケアです。

どのタイミングで相談すべきですか？

「朝なかなか起きられない」「学校を休みがち」「以前より元気がない」と感じた時点で、できるだけ早めにご相談ください。軽度〜中等度の段階であれば、体の状態を整えることで比較的スムーズに改善へ向かうケースも多く見られます。どんな小さな不安でも、お気軽にお問い合わせください。

整体と医療（病院での治療）は併用できますか？

はい、整体と医療の併用は可能ですし、むしろおすすめです。薬によるサポートや医師の診断といった医療的アプローチに加えて、整体では自律神経の働きを整えるための姿勢や呼吸、栄養など体の土台からのアプローチを行います。

両者の役割をうまく組み合わせることで、よりスムーズな改善につながることも少なくありません。当院では、医療との併用をご希望の方にも丁寧に対応しておりますので、安心してご相談ください。

起立性調節障害でいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の「脊柱軸整法（せきちゅうじくせいほう）」は、脊柱の生理的な弯曲と体幹の軸を整え、姿勢のバランスを根本から整える手技です。

これにより、自律神経の働きや神経・運動機能の連動が改善し、立ちくらみや朝起きられない、だるさなどの起立性調節障害の症状緩和に効果を発揮します。

この手法は、古武術の身体操作や神経・筋膜の反応をヒントに、回復整体（リセット療法）をベースに院長が20年以上の臨床経験を重ねて独自に磨き上げた技術です。

日々の姿勢や動作のクセ、心身の緊張状態を丁寧に見極めることで、神経と筋肉の調和を取り戻し、自律神経のバランスが整いやすい体へと導きます。

起立性調節障害の症状は、早めに適切なケアを始めることで、ふらつきやだるさが少しずつ軽くなることが多く、回復もスムーズになります。症状を我慢せず、どうかお子さんと一緒に、一人で悩まずにご相談ください。

もう朝起きられない、ふらつきやだるさに悩む必要はありません。親御さんも、無理に頑張らせなくても大丈夫です。あなたとお子さんの体と心の不安に寄り添い、根本から整えるサポートをいたします。

さあ、一緒に、元気に学校へ行ける・安心して過ごせる毎日への第一歩を踏み出してみませんか？

スッキリと起きれるようになりました