
院長:柴田お気軽にご相談ください!

院長:柴田お気軽にご相談ください!


こんにちは、整体師×管理栄養士の柴田です。
「なんとなく息が浅い気がする」「深呼吸してもスッキリしない」——そんな違和感、ずっと見て見ぬふりをしていませんか?
病院で検査を受けても「異常なし」と言われる。でも体はどこかずっとしんどい。そういう方が当院には本当に多くいらっしゃいます。
実はその「呼吸の浅さ」、自律神経失調症と深くつながっているケースがほとんどです。しかも、ただ「乱れの結果として呼吸が浅くなる」だけでなく、「浅い呼吸がさらに自律神経を乱す」という双方向の悪循環が起きています。
今回は整体師として20年以上、これまで延べ40,000人以上のお体と向き合ってきた経験をもとに、この悪循環の正体と、根本から抜け出すための考え方をお伝えします。「腹式呼吸を試したけど変わらなかった」という方にこそ、読んでいただきたい内容です。


「検査では異常なし」と言われながら呼吸の浅さが続いている方のご相談は、当院では珍しくありません。原因がわかると、対処の仕方がまったく変わります。焦らず、一緒に整理していきましょう
この記事でわかること
自律神経の乱れが呼吸に影響するのはよく知られていますが、実は逆も同じです。呼吸の浅さが自律神経をさらに乱す——この双方向の関係を理解することが、改善への最初の一歩になります。
「どっちが原因なんだろう」と迷ってしまう方も多いのですが、実はそこを突き詰めるより、悪循環の連鎖を断ち切ることに目を向けることが大切です。


息を吸うとき、体は交感神経(活動・緊張モード)が優位になります。息を吐くとき、体は副交感神経(休息・回復モード)が優位になります。これは生理的な仕組みで、意識とは関係なく毎回起きています。
つまり、ゆっくりと長く「吐く」ことができれば、自然と副交感神経が優位になり、体はリラックスモードへ移行できます。反対に、呼吸が浅いと吐き切れない状態が続くため、副交感神経がなかなかオンにならず、体は一日中「緊張しっぱなし」の状態に置かれてしまうのです。
ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れると、呼吸のリズムが崩れて浅くなります。そして浅くなった呼吸が、交感神経をさらに過剰に活性化させる。この悪循環が静かに、じわじわと続いていくのです。
どちらが先かを探すよりも、この悪循環をどこかで断ち切ることが回復への近道です。そのためには、「呼吸の浅さ」という問題を単独で見るのではなく、からだ全体のバランスとして捉えることが必要になってきます。


延べ40,000人以上のお体を拝見してきた中で、呼吸が浅い方には体の構造に共通したパターンがあることを実感しています。「自分はどれに当てはまるだろう?」と思いながら読み進めていただけると、より体の状態がイメージしやすくなると思います。個人差はありますが、次のような状態が重なっているケースがほとんどです。
背骨の胸の部分、特に第3番から第8番(Th3〜Th8)周辺の可動性が低下しているケースが非常に多いです。この部位は呼吸に使う横隔膜と直接つながる神経が出ている場所でもあり、ここが硬くなると横隔膜そのものの動きに影響が出ます。
デスクワークやスマートフォンの操作が長時間続く現代の生活では、この部位が慢性的に硬直しやすい状態になっています。「背中が丸まっている自覚はある」という方は、まさにここが問題になっているかもしれません。


肋骨と肋骨の間にある肋間筋や、首の側面にある斜角筋が過緊張していると、胸郭全体の広がりが制限されます。胸郭が広がらなければ、どれだけ深呼吸を意識しても空気を十分に取り込めません。
「深呼吸しようとすると逆に肩が上がってしまう」という方は、この筋肉群が固まってしまっているサインです。施術でここの緊張を解いていくと、「先生、急に呼吸が楽になりました」とおっしゃる方が多くいます。
横隔膜や肋間筋がうまく動けないと、体は代わりに肩や首まわりの筋肉(僧帽筋・胸鎖乳突筋)を使って呼吸しようとします。本来は補助的な役割しか担わないはずの筋肉が、主役として毎回の呼吸で動員されるわけです。
これが続くと肩まわりに慢性的な疲労と緊張が蓄積され、頑固な肩こりとして現れてきます。「肩こりと呼吸の浅さが同時にある」という方は、この構造的な問題が背景にある可能性が高いです。


呼吸の浅さを調べると「腹式呼吸が大切」という情報に行き着くことが多いと思います。間違いではありませんが、腹式呼吸を何度練習しても変わらないという方が一定数いらっしゃいます。「なぜ自分だけ改善しないんだろう」と感じている方、その理由を正直にお伝えします。
胸郭・胸椎・肋間筋が硬くなって可動域が失われている状態では、呼吸法を意識してもそもそも体が動きにくくなっています。「やり方を知っている」だけでは体は変わりません。まず構造を整えることが先決で、そのうえで呼吸の練習をすると効果が段違いに出やすくなります。整体のアプローチが必要なのは、まさにこの理由からです。
慢性的なストレス状態にある方は、交感神経が常に張り詰めた状態になっています。「深呼吸しよう」と意識すること自体がプレッシャーになり、逆に体が緊張してしまうことがあります。「深呼吸すると余計に苦しくなる」と感じたことがある方は、まさにこの状態です。呼吸の練習の前に、自律神経のバランス自体を整えることが必要です。
呼吸に関わる筋肉や神経がきちんと機能するには、体の中に必要な栄養素が揃っていることが前提です。栄養が慢性的に不足している状態では、体の構造を整えても、本来の回復力が十分に発揮されにくくなります。この視点、一般的な整体院ではなかなか触れられないポイントだと思っています。


体の機能はすべて栄養素という「材料」の上に成り立っています。呼吸と自律神経に深く関わる栄養素として、特に次の3つが見落とされがちです。食事を少し意識するだけで体の底力が変わることがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
| 栄養素 | 呼吸・自律神経への影響 | 不足しやすい人 |
|---|---|---|
| マグネシウム | 横隔膜・呼吸筋の過緊張やけいれんを招く。神経の興奮を抑えるはたらきもある | ストレスが多い人、加工食品・外食が多い人 |
| 鉄 | 酸素を全身に運ぶ能力が低下し、慢性的な息苦しさ・疲労感につながる | 月経のある女性、ダイエット中の方 |
| ビタミンB群 | 自律神経の材料となる神経伝達物質の合成に欠かせない。不足すると神経系全体の機能が低下する | 糖質過多の食生活、飲酒習慣がある人 |
マグネシウムは緑の葉野菜・豆腐・ナッツ類・海藻などに多く含まれます。鉄はレバー・赤身肉・ほうれん草・小松菜から摂取しやすいです。ビタミンB群は豚肉・卵・納豆・玄米などが優れた供給源です。
体の材料を整えることも、回復を支える大切なアプローチのひとつです。当院ではお体の状態に応じて、こういった食事の話も自然にお伝えしています。「体のことも食事のことも相談できる」と言っていただけることが多く、それが当院の強みのひとつだと思っています。
体の外側(構造)と内側(栄養・自律神経)の両方に働きかけることが、改善への最短ルートです。今日からすぐに始められることをお伝えします。むずかしく考えなくて大丈夫です。できるところから、ひとつずつ試してみてください。
一般的な腹式呼吸は「お腹を膨らませる」イメージですが、それだけでは胸郭全体を動かすには不十分なことがあります。より効果的なのが、肋骨を左右に広げることを意識した呼吸です。
まず背筋を軽く伸ばして椅子に座り、両手を肋骨の側面に軽く当てます。鼻からゆっくりと息を吸いながら、手の下の肋骨が左右に広がっていくのを感じてください。吸うときより少し長めに、口からゆっくりと吐き出します。これを1回30秒ほど、1日3回繰り返すだけで十分です。完璧にできなくても、続けることに意味があります。


座っているときにみぞおちのあたりが前方に出るよう、軽く意識するだけで横隔膜のスペースが確保されます。骨盤を立てて座ることが基本ですが、長時間続けると疲れてしまうので、1時間に1回だけ姿勢をリセットする習慣から始めてみてください。姿勢と自律神経の関係についてはこちらの記事(「姿勢」と「自律神経」はなぜつながっているのか)でさらに詳しく解説しています。


特別な食事療法は必要ありません。今の食事に「マグネシウムを含む食材をひとつ加える」ことから始めるだけで十分です。ほうれん草を味噌汁に入れる、間食をナッツに変えてみる——そんな小さな積み重ねが体の底力を変えていきます。自律神経と栄養の関係についてはこちらの記事でさらに詳しくお伝えしています。
体の外側と内側の両方から整えるアプローチについては、自律神経失調症の整体的ケア|体の内側と外側から整える理由もあわせてご覧ください。
呼吸の浅さや息苦しさが続いているとき、まず確認してほしいことがあります。安静にしていても呼吸が苦しい状態が続いている場合、胸の強い痛みや激しい動悸を同時に感じている場合、発熱・咳・痰などの症状が重なっている場合は、内科・呼吸器科・循環器科を先に受診することをお勧めします。体の器質的な問題が原因である可能性があるためです。
一方で、「病院で検査したが異常なし」「でも呼吸の浅さが続いている」「体がずっと緊張している感じがある」という状態は、自律神経や体の構造面からのアプローチが力を発揮する場面です。そういった方のご相談に、当院はずっと向き合い続けてきました。
40代女性の方で、仕事のプレッシャーが続く中で「呼吸が浅い」「肩が慢性的にこる」「寝ても疲れが取れない」という3つの不調が重なっていた方がいらっしゃいました。内科・整形外科を受診済みで、いずれも「異常なし」とのことでした。
当院で5種類の独自検査を行うと、胸椎中部の可動性の著しい低下、骨盤の左右非対称なバランス崩れ、自律神経の過緊張状態が確認できました。全身を整える施術を週1回のペースで重ねていくと、3回目の来院時に「深呼吸がちゃんとできるようになった気がします」「朝、体が楽な状態で起きられた」とお話しいただきました。
施術と並行して、日々の食事にマグネシウムを意識して取り入れていただいたことも、回復のスピードを後押ししたと感じています。体の外側を整える施術と、内側を支える食事の両輪が揃ったとき、体はちゃんと応えてくれます。部分ではなく全体をみる——この方針を貫いてきたからこそ、こうした変化が生まれると思っています。
「整体って呼吸にも関係あるの?」「遠方からでも来院できる?」など、はじめての方からよく寄せられる疑問にお答えします。
呼吸は「横隔膜」という筋肉が主役となって行われますが、この横隔膜がしっかり動くためには、背骨(特に胸椎)や肋骨まわりの柔軟性が必要です。デスクワークや猫背が続くと、この部位が硬くなり、横隔膜の動きが制限されてしまいます。
整体では、こうした体の構造的な問題を全身のバランスを見ながら整えていきます。施術後に「呼吸が深くなった」とおっしゃる方が多いのは、横隔膜が本来の動きを取り戻せるようになるからです。呼吸法だけでは届きにくい体の構造面に、整体は直接はたらきかけることができます。
もちろん大丈夫です。京都市内・宇治市・久御山・八幡・木津川など、城陽市周辺の広いエリアからご来院いただいています。初回は問診と5種類の独自検査から始まり、体のどこに問題があるかを丁寧にお伝えしたうえで施術に入ります。「まず話だけ聞いてほしい」という方も歓迎です。怖い顔をした整体院ではありませんので、気軽にご連絡ください。
「息が浅い」という感覚を、見過ごしてきた方も多いと思います。でもそれは、体がずっとあなたに送り続けているサインです。慢性的な疲れ、眠れない夜、抜けない肩こり——そのすべてが呼吸の浅さとつながっていることがあります。
今日からまず試してほしいのは、肋骨を左右に広げる意識で呼吸を1日3回やってみること、そして食事にほうれん草やナッツをひとつ加えてみることです。小さな積み重ねが、体の変化のきっかけになります。
「呼吸が浅い気がする」という違和感は、体があなたに送っているサインです。見過ごしてしまいがちですが、長年この仕事を続けてきた経験から言うと、このサインを早めにキャッチできた方ほど、回復も早くなる傾向があります。
私はかつて総合病院で栄養士として働いていた時期があります。食事と体の回復の関係を間近で見てきたからこそ、整体師になった今も「体の外側だけ」では限界があると確信しています。施術でできることはもちろん全力で取り組みますし、体や日々の生活について気になることがあれば、些細なことでも気軽に話しかけてください。
「こんなこと聞いていいのかな」と思うような内容ほど、実は大切なことだったりします。難しく考えなくていいです。あなたのペースで、一緒に体を整えていきましょう。
監修:からだ回復センター京都城陽整体院 院長 柴田孝史


からだ回復センター京都城陽整体院
からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。
病院で「異常はない」と言われたものの、体の不調が続いて不安を感じている方や、薬だけに頼らず、体の状態を整えていきたいと考えている方からご相談をいただくことが多い整体院です。
アクセス・通いやすさについて
※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。少し遠くにお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
――――――――――