
院長:柴田お気軽にご相談ください!

院長:柴田お気軽にご相談ください!


胃もたれやみぞおちの不快感が続くと、「何科に相談すればよいのか」「どのような治療をするのか」と迷うことがあります。機能性ディスペプシアについて調べる中で、薬を飲み続けることになるのではないかと不安になる方もいるでしょう。
からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、医療機関で行われる治療の全体像と、治療を受けながら日常生活で考えられることをお伝えします。薬や検査を選ぶための記事ではありません。
症状の内容や当院での考え方については、機能性ディスペプシアのページで詳しくご紹介しています。ここでは受診から治療までの流れに絞って、順を追って考えていきます。
監修・執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長


治療にはいくつかの選択肢があります


胃もたれやみぞおちの痛みが続くときは、消化器内科が相談先の一つです。近くに専門科がない場合は内科でも相談できます。症状が続く方や、以前と様子が変わった方は、自己判断で機能性ディスペプシアと決めず、医療機関に相談してください。
診察では、症状の出る時間帯、食事との関係、これまでの経過などを踏まえて、必要な対応が検討されます。機能性ディスペプシアを考える際、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)が全員に一律で必要になるわけではありません。
一方で、年齢、症状の経過、体重減少や繰り返す嘔吐などの気になる症状、これまでの検査歴などによっては、内視鏡検査が必要と判断されることがあります。検査を受けるかどうかは、医療機関で個別に相談してください。
相談するときは、「食後に重くなる」「少量で満腹になる」「みぞおちが痛む」など、最も困っていることを自分の言葉で伝えてください。いつから続いているか、仕事や食事にどのような影響があるかも、状態を共有する手がかりになります。
治療は一つの方法に決まっているわけではありません。日本消化器病学会の診療ガイドラインでも、問診や必要な検査で他の病気を確認したうえで、症状や経過に応じて治療を段階的に検討する流れが示されています。
食事・生活面の見直しと薬による治療などを組み合わせながら、医師が状態を確認して方針を考えていきます。
薬には、胃酸の分泌を抑えるものや、胃の運動機能に働きかけるものがあります。治療では、症状の特徴やこれまでの経過、薬への反応などを踏まえて、医師が方針を検討します。みぞおちの痛みや焼ける感じ、食後の胃もたれや早期満腹感など、困っている場面を具体的に伝えることが大切です。
薬を使い始めたあとは、症状がどのように変わったかを確認することが大切です。「食後に外出しやすくなった」「食べられる量はまだ変わらない」など、生活場面での変化も伝えると、困りごとが共有しやすくなります。
飲んでいる薬が合っているか、いつまで使うかは、ご自身で決めるものではありません。調子に波がある場合も、薬の開始・中止・量の変更は自己判断せず、処方した医師の方針に従ってください。
漢方薬も治療の選択肢に含まれます。六君子湯は、機能性ディスペプシアの診療ガイドラインでも使用が推奨されている漢方薬の一つです。
漢方薬も医療機関で用いられる薬の一つです。「自然由来だから」という理由だけで自己判断せず、現在使っている薬や体調、持病も含めて医師や薬剤師に相談してください。処方された場合も、飲みにくさや気になる変化があれば、そのまま我慢せず処方元へ伝えましょう。
胃の症状について考える際、ピロリ菌の感染状況を確認することがあります。ただし、機能性ディスペプシアの方が全員ピロリ菌に感染しているわけではなく、感染の有無や検査の必要性は個別に判断されます。
ピロリ菌の感染が見つかった場合は、除菌後の症状の経過も確認されます。除菌から6か月以上経った時点で症状が消失または改善している場合は、「ピロリ菌関連ディスペプシア」として、機能性ディスペプシアとは区別して扱われます。
感染が見つかっただけで、胃もたれやみぞおちの不快感の原因がピロリ菌だと断定できるわけではありません。
除菌を行うかどうか、行った後の症状をどう評価するかも医療機関で判断する内容です。このページでは治療の流れを知るための項目として捉え、具体的な検査方法や薬の選び方には踏み込みません。
医療機関で治療を受けることと、日々の食事や過ごし方を振り返ることは両立できます。例えば、食事量が多い日に胃もたれしやすいのか、忙しい日の食事が負担になるのかを確かめると、生活の中で困る場面を伝えやすくなります。
食事のたびに細かく記録する必要はありません。「昼食後は重く感じた」「夕食は落ち着いて食べられた」など、短いメモでも十分です。
症状だけでなく、食事を楽しめたか、外出や仕事に支障があったかにも目を向けてみましょう。メモは、原因を自分で特定するためではなく、どのような場面で負担が強くなるかを把握し、診察時に状態を伝えやすくするためのものです。


病院で治療を受けていても、食後の重さや緊張感が気になる日が残る方もいます。「食後に背中や肩が固まる」「息が浅くなる」「姿勢がつらい」など、食事のことだけでは説明しにくい体の負担を感じている方も少なくありません。
からだ回復センター京都城陽整体院では、食後の不快感と重なっている体の緊張、姿勢、呼吸、日々の過ごし方による負担を丁寧に伺います。体を整え、今の体にかかっている負担を減らしていくことを大切にしています。病院での診断や薬による治療と並行しながら、体の面からできることを一緒に考えていきます。
A. 症状の変化には個人差があり、治療を始めてもすぐに十分な改善を感じないことがあります。自己判断で薬を中止・変更せず、残っている症状や日常生活で困る場面を、治療を担当する医師へ具体的に伝えてください。治療方針を見直したり、必要に応じて別の病気がないか確認したりすることがあります。
A. 病院で行う診断や薬による治療の代わりにはなりません。整体院では、病院とは別の面から、体の緊張や姿勢、日々の過ごし方で負担に感じていることをお聞きし、体を整えて負担を減らすお手伝いをします。病院での治療と並行してご利用いただけます。
食事や外出のたびに体の負担が気になるなら、ご相談ください。からだ回復センター京都城陽整体院では、食事中や食後の座り方・立ち方、姿勢のくせ、お腹まわりの緊張、背中や骨盤まわりの動きを確認しながら、今の体の状態に合わせて整えていきます。
食後の不快感には、胃もたれだけでなく、みぞおちの痛みが主な困りごとになる場合もあります。みぞおちの痛みに絞って確認したい方は、みぞおち痛の記事をご覧ください。
体の使い方や楽な姿勢は、人によって異なります。病院での診断や治療を続けながら、日常で感じている体の負担についても、一緒に整理していきましょう。
食事を楽しめない日が続くと、外出や人付き合いにも気を遣いますよね。病院で診てもらっていても、食後の過ごしにくさや体の緊張が気になっている方は、今困っていることをお聞かせください。

