不眠症

不眠症とは

不眠症とは、寝つきが悪い・夜中に目が覚める・早朝に目が覚める・熟睡感がないといった睡眠の問題が1か月以上続き、その結果、日中の眠気や倦怠感、集中力や意欲の低下など生活に支障が出る状態を指します。

厚生労働省の調査によると、日本人成人の約20.6%が慢性的な不眠を抱えており、これはおよそ5人に1人にあたります。女性や高齢者で多くみられ年々増加傾向にあります。

当院にも、こうした不眠症に悩む患者さまが多く来院されています。

不眠症をそのままにしておくと、深刻な問題へと発展する恐れがあります。

不眠症を放置すると、慢性的な疲労や免疫力の低下により風邪をひきやすくなります。高血圧や糖尿病など生活習慣病のリスクが2倍以上に上昇すると報告されています。

さらに、記憶力や集中力の低下から仕事や学業にミスが増えます。昇進や成果のチャンスを逃す可能性もあります。

うつ病や不安障害などの精神疾患を発症・悪化させるリスクも高くなります。うつ病の発症率は通常の4倍にのぼるとも言われています。

最悪の場合、職場復帰が困難になったり、人間関係の悪化から孤立感が深まります。社会生活そのものが制限されるケースもあるのです。

違和感を感じたら、早めのケアを心がけてください。

不眠症の原因

開院以来、当院には不眠症でお困りの方が数多く来院されています。

これまで数多くの検査や施術を通して明らかになったのは、不眠症の原因が一つに限られることは少なく、むしろ複数の要因が複雑に絡み合っているケースが多いということです。

不眠症の原因として次のものが挙げられます。

不眠症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

これらの要因が複合的に作用し、神経伝達物質のバランスを崩すことで症状が現れます。単に薬で症状を抑えるだけでは根本解決にならないため、生活環境全体を見直す包括的なアプローチが不可欠です。

人によって原因が異なるため、表面的な施術では根本改善が難しいという特徴があり、原因を見極めるには、幅広い検査や丁寧なカウンセリングが必要です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査とカウンセリングが何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。自律神経系の不調は豊富な施術実績を誇る当院にぜひご相談ください。

※軽度〜中等度なら、自律神経が乱れる要因（姿勢・呼吸・内臓疲労・ストレス）を調整することで体調が整うケースも多く見られます。当院には、これまで薬や病院では改善しなかった方が多く来院されていますが、重い精神的症状や日常生活に支障をきたすようなケースでは、医療との併用をおすすめしています。

当院では、自律神経の乱れに関わる“栄養と体の側面”を整えることで、回復のサポートを行っています。

病院とはここが違います

医療機関での一般的な対処法。

睡眠薬や導入剤の処方

ベンゾジアゼピン系薬剤は依存性リスクがあり、長期使用で効果が減弱します。

原因疾患の治療

まず医療による治療が優先されます。 ただし、薬だけでは根本改善に至らないことも多く、心身のバランスを整える視点も欠かせません。

生活指導

習慣を変えるには継続的な努力が必要で、本人のモチベーションや理解が低いと、改善が難航することもあります。

不眠症を改善するために

まず大切なのは、あなたの不眠症の主原因を正しく見極めることです。主原因を取り違えたまま対処しても、一時的に症状が和らぐだけで、根本的な改善にはつながりません

当院は、多角的な視点による複数の検査で、不眠症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に施術を進めていきます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、不眠症の改善も得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、姿勢や筋骨格系の歪みの検査だけでなく、自律神経の働きやストレスの影響、栄養状態なども含めて、多角的にお身体を検査・評価します。

自律神経のみにとらわれず、体全体と体質を総合的に捉えることで、一人ひとりに最適な改善の道筋を導き出します。

施術・栄養・運動の三方向からアプローチすることで、身体本来の自然治癒力を高め、日中のだるさや睡眠の質の改善など、日常に変化を実感しやすくなります。

これは、身体の仕組みに精通した整体の視点と、管理栄養士としての知識を組み合わせることで生まれた、当院ならではのサポート体制です。

また、不眠症の改善には現在の身体状態を正確に把握することも重要であり、だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

この一貫性が、高い治療効果を生み、豊富な改善実績につながっています。

整骨院・整体・マッサージなどさまざまな方法を試しても改善が感じられなかった方も、どうか諦めずに一度ご相談ください。

不眠症のQ＆A

不眠症は自然に治りますか？

軽度の場合は生活習慣の見直しで改善することもありますが、長期間続く場合は自然に治ることは少なく、専門的な治療が必要です。

不眠症の人がやってはいけないことは？

寝酒やカフェイン摂取、スマートフォンの長時間使用などは避け、規則正しい生活リズムを心がけましょう。

不眠症と睡眠不足の違いは何ですか？

不眠症は「眠りたいのに眠れない」状態、睡眠不足は「時間がなくて眠れない」状態です。原因も対処法も異なります。

睡眠薬はずっと飲み続けても大丈夫ですか？

長期使用は依存や副作用のリスクがあるため、医師の指導のもとで使用し、必要に応じて減薬を検討します。

どれくらいで良くなりますか？

症状の原因や生活習慣によって個人差があります。早い方では数回の施術で変化を実感されることもあります。一方で、長期間続く不眠や自律神経の乱れは、体質や生活環境の影響も大きく、一定の期間が必要になる場合もあります。焦らず、少しずつ体を整えていくことが、改善への近道です。

生活習慣で気をつけることは？

毎日同じ時間に寝起きし、寝る前はリラックスした環境を作ることが大切です。適度な運動も有効です。

運動は効果がありますか？

適度な運動は睡眠の質向上に役立ちますが、寝る直前の激しい運動は逆効果になることがあるので注意しましょう。

不眠症でいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

自律神経は脳と密接につながっており、脳から延びる神経の通り道である頸椎との関係が非常に深いとされています。特に頸椎のゆがみや可動性の低下は、自律神経のバランスに影響を及ぼすことがあります。

当院の施術「脊柱軸整法」は、脊柱全体の生理的弯曲や関節アライメントを整えることで、頸椎を含む脊柱の神経的な環境を改善し、体幹と姿勢の安定性を高めます。

姿勢が整うことで、自律神経の働きがスムーズになり、不眠症との相性も非常によく、実際に症状が劇的に改善されるケースもあります。

「脊柱軸整法」は、古武術の身体操作にヒントを得ながら開発された手技で、神経と運動機能の連動に着目。姿勢と動作の質を高めることで、根本からの改善を目指します。

不眠症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなりますので、我慢は禁物です。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

病院の検査では異常なしと言われる方がいたら、相談にのってもらう事をおすすめします

今迄いろんな病院、治療院を渡り歩きましたが、ここは本当に違う

夜間頻尿も初日から改善され、睡眠が取れるようになりました