
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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検査を受けても大きな異常は見つからないのに、胃の重さやすっきりしない感じが続いていると、このままで大丈夫なのか不安になりますよね。
からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。このページでは、機能性ディスペプシアと自律神経の関わりについてお伝えします。
症状の詳しい内容や当院での考え方については、機能性ディスペプシアのページで詳しくご紹介しています。


その不調、自律神経かもしれません
監修・執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長
機能性ディスペプシアは、検査で大きな異常が見つからないのに、胃の不快感が続く状態を指す言葉です。
国際的な診断の目安であるRome IV基準では、食後のもたれ感・早期満腹感・心窩部痛・心窩部灼熱感のいずれかを「つらい」と感じる状態が半年以上前から始まり、直近3ヵ月続いている状態を機能性ディスペプシア(FD)としています。単に症状があるだけでなく、生活に影響する程度のつらさが伴っている点がポイントで、器質的な病気が除外された上での診断となります。
食後の胃もたれや早期満腹感が週に3日以上つらいと感じる場合はPDSと呼ばれます。空腹時にも出やすいみぞおちの痛みや灼熱感が週に1日以上つらいと感じる場合はEPSと呼ばれ、症状の出方や頻度の目安が異なります。
胃の動きや感覚は、自律神経によってコントロールされています。この働きが乱れることが、FDの症状に関わっていると考えられています。
食べ物が入ってきたときに胃が適切に広がる働きや、内容物を先へ送り出す働きは、自律神経の指令によって支えられています。この調整がうまくいかないと、もたれ感や満腹感につながりやすくなります。
自律神経が乱れると、胃の中の刺激を強く感じ取りやすくなることがあります。その感じ方自体がストレスとなり、さらに自律神経の乱れを強めてしまうという悪循環につながる場合があります。
FDの背景には、主に4つの働きの乱れが関わっていると考えられています。
食べたものは通常、胃の出口付近の収縮運動によって少しずつ十二指腸へ送られますが、FDの方の一部ではこの排出速度が遅れることが報告されています。この遅延には、胃を動かす自律神経(迷走神経)の働きの乱れが関係していると考えられており、食後の膨満感やもたれ感につながりやすくなります。
通常、食事が入ると胃の上部(胃底部)が自律神経の信号によって自然に広がり、食べたものを一時的に受け止める働きをします。この「広がる働き」がうまく機能しないことを適応性弛緩障害と呼び、少し食べただけで胃が張っているように感じる早期満腹感として自覚されやすくなります。
内臓知覚過敏とは、胃が広がる感覚や、酸・脂肪といった刺激に対する感受性が通常より高まっている状態です。胃自体に異常があるわけではなく、刺激を受け取る神経の感度が変化している状態と理解されており、特にみぞおちの痛みや灼熱感との関連が指摘されています。


胃と脳は迷走神経を介して双方向に情報をやり取りしており、この経路の乱れは「脳腸相関」と呼ばれます。心理的なストレスや不安が神経系を介して胃の感覚や動きに影響を与える一因になると考えられ、胃の排出機能の遅延や胃底部の弛緩不全とも関連することが示されています。
これらは単独ではなく、いくつか重なって起こることが多く、人によって現れ方に差が出やすい部分でもあります。


自律神経の乱れに向き合う方法は一つではなく、日々の食事や体の使い方からアプローチできる部分もあります。
食事の面では、胃に負担をかけにくい食べ方を意識することが助けになります。詳しくは食事の工夫のページでご紹介しています。
体の面では、姿勢や呼吸を通じて自律神経に働きかける視点もあります。整体でできることのページも参考にしてください。
A. はい、自律神経だけが原因というわけではありません。ピロリ菌の感染や、胃そのものの動きの問題など、いくつかの要因が重なって起こっていることが多いです。ご自身の状態がどれに当てはまりそうか、一緒に振り返ってみるだけでも気持ちが整理されることがあります。
A. 無理に頑張っている部分がないか、まずは食事や体の使い方から振り返ってみることをおすすめします。それでも改善が見られない場合は、お近くの消化器内科や、体の使い方に詳しい専門家に相談してみるのも一つの方法です。
からだ回復センター京都城陽整体院では、食後の不快感の背景にある体の緊張や、日々の生活の中で無理をしてしまっている部分について、一人で悩まずお話しいただける場所を大切にしています。
食事のことや、体の使い方で気になっていることがあれば、どんな小さなことでも遠慮なくお聞かせください。

