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機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群はどう違う?胃と腸も不調な方へ

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胃もたれやみぞおちの不快感に加えて、お腹の張りや便通の乱れも気になると、これは胃の病気なのか腸の病気なのか、分からなくなりますよね。

からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群の違いと、両方の症状が重なる場合の考え方をお伝えします。

胃と腸の症状の違いを整理し、受診や日々の対処を考える参考にしてください。

機能性ディスペプシア自体の症状や、当院でどのような施術・サポートを行っているかは、機能性ディスペプシアのページで詳しくご紹介しています。

監修・執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長

院長:柴田

胃と腸、どちらの不調か整理します

目次

機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群はどう違うのか

どちらも、検査で大きな異常が見つからないのに症状が続く、機能性消化管疾患の仲間です。違いは、主に症状の種類と、排便や食事との関わり方にあります。

症状の違い

機能性ディスペプシアは、胃やみぞおちのあたりの症状が中心です。食後のもたれ感、少量で満腹になる感じ、みぞおちの痛みや灼熱感などが当てはまります。

過敏性腸症候群は、お腹の痛みに加えて、便秘や下痢といった便通の変化が中心です。場所だけでなく、食事や排便との関係に注目すると、違いを捉えやすくなります。違いを表にまとめました。

項目機能性ディスペプシア過敏性腸症候群
症状が出る場所胃やみぞおちのあたりお腹のさまざまな場所。痛む場所だけでは区別しにくい
中心となる症状食後のもたれ感、少量で満腹になる感じ、みぞおちの痛みや灼熱感お腹の痛みと、便秘・下痢などの便通の変化
整理するときの着目点食後にもたれるか、食べ始めてすぐ満腹になるか、みぞおちに痛みや焼ける感じがあるか腹痛が排便と関係するか、便の回数や形が変わっているか
分類食後愁訴症候群(PDS)と心窩部痛症候群(EPS)便秘型・下痢型・混合型など

表は目安であり、症状だけで自分の状態を決めるためのものではありません。

診断で確認されること

機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群は、別の病気として区別されています。診断では、症状の種類だけでなく、起こる頻度や続いている期間、ほかの病気で説明できないかなどを確認します。

医療機関では、症状に加えて、年齢や病歴、これまでの検査結果なども確認します。受診する前に、どちらの病気かをご自身で決める必要はありません。

両方の症状が同時に出ることはあるのか

あります。機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群が同時にみられる方は、珍しくありません。どのくらいの方に重なるかは、調査の対象や診断基準によって異なります。

胃と腸は別々の臓器ですが、刺激の感じ方や、脳と消化管の情報のやり取りなど、共通する背景があると考えられています。重なると症状が強く出やすい傾向もあるとされています。

胃の症状に加えて、腹痛や便通の乱れがある場合は、両方の症状を伝えることが大切です。胃もたれや満腹感だけでなく、便秘や下痢についても、受診時にあわせて相談してください。

両方の症状があるときの食事の考え方

共通するのは、ゆっくり食べる、一度に食べすぎない、不調が出やすい食品を人ごとに確かめる、といった考え方です。症状を避けようとして食べる量や食品の種類を減らしすぎると、必要な栄養をとりにくくなります。

機能性ディスペプシアでは、一度に食べる量や脂質の多さ、食べ方を見直します。一方、過敏性腸症候群では、腹痛や便の状態と食事の関係に注目します。

過敏性腸症候群では、便通の状態に合わせて食物繊維の種類や量を調整することもあります。便秘が気になるからといって急に増やすと、お腹の張りが強くなる場合があるため、便の状態とお腹の症状を見ながら調整してください。

一度に多く食べられないときは、食事を分けるなど、量と食べ方を調整する方法があります。

両方の症状がある場合は、食べたものと量、食後の胃もたれ、腹痛、便の状態を簡単に記録すると、食事との関係を振り返りやすくなります。気になる食品を一度にいくつも除くより、何を食べたときにどの症状が出たかを確かめてください。

食後のもたれや満腹感など、胃の症状が中心の方は、機能性ディスペプシアの食事の選び方も参考にしてください。

受診の目安と伝えておきたいこと

胃の不快感と便通の乱れが続く場合や、どちらが主なのか分からない場合は、消化器内科やかかりつけの医療機関に相談してください。症状がつらいときは、期間がたつのを待たずに相談して構いません。

意図せず体重が減る、血便や黒い便が出る、嘔吐を繰り返す、といった変化があるときは、早めの受診が必要です。

受診するときは、症状が出る場所、食事や排便との関係、いつから続いているかをメモしておくと、状態を伝えやすくなります。胃の症状と腸の症状を分けて書いておくと、さらに整理しやすくなります。

よくある質問

Q. 胃もたれに加えて、腹痛や便通の乱れもあります。受診するときは、何を伝えればよいですか?

A. 胃と腸の症状を、両方とも伝えてください。「食後に胃がもたれる」「少し食べると満腹になる」「腹痛が排便の前後で変わる」「便秘や下痢が続く」など、どんな症状がいつ出るかを分けてメモすると伝えやすくなります。胃と腸のどちらの病気か、ご自身で決めてから受診する必要はありません。

Q. 胃も腸も不調なとき、食事は何から見直せばよいですか?

A. まずは、食べたものと量、その後に出た症状を簡単に記録してみてください。食後の胃もたれが気になるなら、一度に食べる量や脂っこい料理の量を見直すなど、気になる点を一つずつ変えると、症状との関係を振り返りやすくなります。食品を一度にいくつも除くのではなく、胃の症状と便の状態の両方を見ながら確かめてください。

院長からのメッセージ

院長:柴田

胃も腸も落ち着いて、食事や外出を楽しめる毎日を目指しています

胃も腸も不調だと、食事や外出のたびに「今日は大丈夫かな」と不安になりますよね。医療機関で診てもらっていても不調が続くと、これ以上どうすればいいのか分からなくなることもあると思います。

当院では、医療機関での診療と並行して、胃の不調でお困りの方のお腹まわりの緊張や、姿勢、呼吸の状態を確認しています。お体の状態に合わせて、お腹や体幹まわりの緊張をやさしく緩める施術と、全身のバランスを整える整体を行います。

施術に加えて、日常で負担がかかりやすい姿勢や体の使い方も一緒に見直していきます。食べ方や過ごし方で困っていることも、あわせて伺います。

胃もたれや食後の不快感が続き、気持ちまで疲れてしまっている方も、一人で抱え込まず、気軽にご相談ください。


院長:柴田

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