
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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起立性調節障害があると、「アルバイトを始めても続けられるのだろうか」「朝のシフトや立ち仕事は大丈夫かな」「勤務先にはどこまで伝えればよいのだろう」と迷う方も少なくないのではないでしょうか。
起立性調節障害があっても、体調や仕事内容、勤務時間を自分に合うように調整できれば、アルバイトに取り組める場合があります。大切なのは、自分の体調に合う条件を考えながら、無理のない形で始めることです。
からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、起立性調節障害がある方がアルバイトを考えるときに知っておきたい、働き方の考え方、仕事選び、勤務先への伝え方について整理してお伝えします。
起立性調節障害の症状や、体調に関するご相談については、起立性調節障害のページもあわせてご覧ください。
監修・執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長


体調に合った働き方を、一緒に考えていきましょう
この記事でわかること
起立性調節障害があるからといって、必ずしもアルバイトができないわけではありません。ただし、症状の程度や出やすい時間帯、仕事内容によって、負担の大きさは変わります。
大切なのは、「周りと同じように働けるか」だけで判断することではなく、自分の体調に合う条件を探すことです。最初から長時間・高頻度で働こうとするよりも、無理の少ない形から始めて、体調を見ながら調整していくほうが続けやすい場合があります。
起立性調節障害では、朝の起床時や午前中、長時間立ち続ける場面で、立ちくらみ、だるさ、動悸、頭痛、気分不良などが強くなる方もいます。症状の出方や強さには個人差があるため、まずは自分がどのような時間帯・動作・環境で負担を感じやすいのかを把握することが大切です。
たとえば、早朝からのシフト、混雑した時間帯の通勤、長時間立ち続けるレジや接客、暑い場所での作業などは、人によっては負担につながることがあります。反対に、午後からの勤務、短時間勤務、座って行える作業、休憩を取りやすい環境のほうが働きやすい場合もあります。
体調が大きく崩れている時期に、「早く働かなければ」と焦ってアルバイトを始めると、心身への負担が重なってしまうことがあります。起床や食事、外出などの生活リズムが比較的整っている時期を選び、少ない勤務日数や短い勤務時間から始めることも一つの方法です。
たとえば、最初は週1〜2回、1回3〜4時間程度から始め、体調が安定してきたら勤務時間や日数を増やす方法もあります。無理なく続けられるペースは人によって異なるため、周囲と比較しすぎず、自分の体調の変化を見ながら考えていきましょう。


アルバイト先を選ぶときは、仕事内容だけでなく、勤務時間、立っている時間、休憩の取りやすさ、通勤の負担なども含めて考えることが大切です。
朝に体調が安定しにくい場合は、午後から夕方以降のシフトを選べる仕事を探す考え方があります。「朝が弱いから怠けている」と考える必要はありません。体調の波をふまえ、自分が比較的動きやすい時間帯に働けるかを確認することが大切です。
また、勤務時間だけでなく、通勤時間も見落とせません。満員電車やバス、暑い時期の徒歩移動、乗り換えの多さなどが負担になることもあります。勤務先までの移動を含めて、無理なく通えるかをあらかじめ確認しておきましょう。
長時間立ち続ける仕事では、立ちくらみや疲労感、気分不良などが出やすくなる方もいます。レジ、飲食店のホール、販売、品出しなどを検討する場合は、連続して立ち続ける時間や、体調不良時に少し座って休める環境があるかを確認しておくとよいでしょう。
事務補助やデータ入力など、座って行える仕事は、立ち続ける時間を減らせるため、立ち仕事より負担を抑えられる場合があります。ただし、勤務時間が長すぎないか、休憩を取りやすいか、通勤が大きな負担にならないかも含めて、自分に合う条件を考えることが大切です。
同じような仕事内容でも、休憩を取りやすいか、急な体調不良の際に相談できる人がいるかによって、働きやすさは変わります。面接時や応募前に、休憩時間、シフト変更の相談、体調不良時の連絡方法などを確認しておくと、働き始めてから慌てにくくなります。
応募する前に、求人票だけでは分かりにくい点を確認しておくと、自分に合わない条件を避けやすくなります。
すべての条件を満たす仕事を探すことは難しいかもしれません。しかし、自分にとって譲れない条件をあらかじめ決めておくと、無理を重ねる働き方を避けやすくなります。


起立性調節障害があることを勤務先に伝えるかどうかは、多くの方が迷うところです。病名を伝えるかどうかに、すべての人に共通する正解があるわけではありません。
ただし、勤務時間、休憩、立ち仕事、急な体調不良時の対応などについて配慮が必要になりそうな場合は、仕事に関係する範囲で早めに相談しておくことで、働き始めてからの行き違いを減らしやすくなります。
必ずしも病名を詳しく説明しなければならないわけではありません。伝える場合は、「どのような場面で体調が崩れやすいか」「どのような働き方なら続けやすいか」「体調不良時にはどう対応したいか」など、勤務に関わることを具体的に伝えると、職場側も対応を考えやすくなります。
たとえば、次のような伝え方が考えられます。
職場によって対応できる範囲は異なりますが、必要なことを事前に共有しておくことで、本人だけで抱え込まずに働ける可能性があります。
病名や体調について詳しく伝えない選択をする場合でも、欠勤や遅刻、早退が必要になったときの連絡方法は確認しておきましょう。急な体調不良が起きたときに、誰へ、いつまでに、どのように連絡するのかを知っておくと、慌てずに対応しやすくなります。
大切なのは、一人で無理を抱え込んで働き続けないことです。体調に合わない条件が続く場合は、勤務日数や時間、仕事内容について相談することも考えてみましょう。


体調には波があるため、働き始める前に、体調が悪くなったときの対応を決めておくと安心です。急な欠勤や遅刻、早退が必要になった場合に備え、職場の連絡方法や相談先を確認しておきましょう。
たとえば、「始業の何時間前までに連絡するか」「電話とメッセージのどちらで連絡するか」「勤務中に気分が悪くなったときは誰に伝えるか」などを、あらかじめ確認しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
また、少し座って休める場所があるか、体調が悪いときに短い休憩を相談できるかも、働き続けるうえで確認しておきたい点です。
勤務日、勤務時間、睡眠、食事、通勤の負担、症状の変化などを簡単に記録しておくと、自分に合う条件を見つけるヒントになります。
たとえば、「午後の勤務は比較的続けやすい」「連勤すると翌日にだるさが出やすい」「暑い日の通勤では体調が崩れやすい」といった傾向が分かれば、次のシフトや仕事内容を考える際に役立ちます。
働き方を工夫しても、立ちくらみ、失神、強い動悸、頭痛、倦怠感、食欲低下、朝起きられない状態などが続く場合は、働き方だけで対応しようとせず、医療機関に相談しましょう。
起立性調節障害と似た症状は、貧血や甲状腺の病気などでもみられることがあります。自己判断で決めつけず、小児科や内科などの医療機関で相談し、必要に応じた診察や検査を受けることが大切です。
主治医がいる場合は、アルバイトを始める予定があることを伝え、勤務時間、立ち仕事、通勤、休憩などについて相談してみましょう。体調の状態に合わせて、どのような条件から始めるとよいかを考える目安になります。
起立性調節障害があっても、シフトの時間帯、仕事内容、休憩、通勤などを自分の体調に合わせて選ぶことで、アルバイトに取り組める場合があります。
まずは短時間・少ない勤務日数から始め、体調の変化を見ながら、自分に合う条件を探していきましょう。症状が続くときや強くなるときは、医療機関へ相談することも大切です。
アルバイトを続けるには、勤務時間や仕事内容を体調に合わせることに加え、日頃から疲れをため込みにくい生活を意識し、体にかかる負担を整えていくことも大切です。
からだ回復センター京都城陽整体院では、日常生活での姿勢や動き方、通勤や立ち仕事で体に負担をかけにくくする工夫などについて、ご本人の状況をうかがいながらご相談を承ります。アルバイトを無理なく続けるための体づくりや生活面について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

