立ちくらみ

立ちくらみとは

立ちくらみとは、座った状態や横になった状態から急に立ち上がった際に、脳への血液供給が一時的に不足することで起こる症状です。数秒から数分間続くふらつきやめまい、意識が遠のく感覚を指します。

医学的には「起立性低血圧」や「脳貧血」とも呼ばれ、血液中の異常による貧血とは区別されます。症状が現れる際には、視界が暗くなったり、吐き気や発汗を伴うこともあります。厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、めまい症状の有訴者率は全体で20.3%、65歳以上では30.0%と報告されており、立ちくらみはめまいの一症状として多くの方が経験しています。

当院にも、こうした立ちくらみに悩む患者さまが来院されています。

一時的な症状だからと立ちくらみをそのままにしていると、日常生活に思わぬ支障をきたすことがあります。

例えば、突然のふらつきにより階段や駅のホームで転倒する危険性があります。通勤中や仕事中、家事の最中に症状が出ることで、集中力の低下や行動の制限が生じる方も少なくありません。

また、立ちくらみの背景には、自律神経の乱れ、低血圧、貧血、ホルモンバランスの変化、あるいは心疾患や脳の血流異常といった病気が潜んでいる場合もあります。

症状を「よくあること」と思って見過ごしてしまうと、体のサインを見逃してしまうかもしれません。原因を見極め、適切に対処することが、安心して生活を送るための第一歩です。

立ちくらみの原因

開院以来、当院には立ちくらみでお困りの方が来院されています。

これまでの検査結果や施術経験からはっきり言えるのは、立ちくらみの原因が一つではないということです。複数の要因が絡み合いながら、症状として表れているのです。

立ちくらみの原因として次のものが挙げられます

立ちくらみは、単なる「体質」や「貧血」だけが原因ではありません。

この複数の原因が引き金となり、血圧調節機能の低下や脳への血流減少が発生し、立ちくらみが発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や水分摂取だけでは、全ての問題は取り切れません。管理栄養士としての知識も活かし、栄養面からもアプローチして総合的に改善していく必要があります。

一人ひとり、原因や出方は異なるからこそ、画一的な対処ではなく、「なぜその症状が起きているのか」を丁寧に見極めることが、根本改善への第一歩になります。

病院で「異常なし」と言われても不調が続いている、薬を飲んでもなかなか改善しない…そんなときも諦めないでください。当院では、整体的な視点から体の状態を丁寧に整え、立ちくらみの背景にある本当の原因にアプローチしていきます。

病院とはここが違います

医療機関での一般的な対処法。

病院での治療は”対症療法”が中心なことも

立ちくらみで病院を受診すると、血液検査や心電図などで異常がないかを確認し、必要に応じて薬の処方や生活指導が行われます。これらは大切な対応ですが、多くの場合、症状を一時的に抑えるための「対症療法」が中心となります。

また、限られた診察時間のなかでは、日常の体の使い方や姿勢、生活習慣、ストレスの蓄積といった“根本的な原因”にまで踏み込んでもらえないことも少なくありません。

そのため、「検査では異常なしと言われたけれど、症状が続いてつらい」「薬を飲んでもなかなか良くならない」と悩む方ほど、自律神経の働きや体全体のバランスに目を向けた整体的アプローチが役立つことがあります。

もちろん、重大な病気が隠れていないかをまず確認することは非常に重要です。その上で、原因がはっきりしない不調や、慢性的に続く立ちくらみに対しては、体の内側と外側の両面から丁寧に整えていくことが、再発の予防や根本改善につながっていきます。

立ちくらみを改善するために

まずは、あなた自身の立ちくらみの原因を明らかにすることから始めます。原因を正しく捉えられていないままでは、たとえ一時的に症状が和らいだとしても、根本的な改善にはつながりません。

当院は、多角的な視点による複数の検査で、立ちくらみの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に施術を進めていきます。管理栄養士の知識を活かした栄養面からのアプローチと、20年以上の臨床経験を基にした整体技術で、自然治癒力を高める根本改善を目指します。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、立ちくらみに対しても丁寧に対応いたします。検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、立ちくらみの背景にあるさまざまな要因を多角的に見極めます。立ちくらみの原因は、単なる貧血や血圧の問題だけではありません。

当院では、姿勢や骨格のゆがみ、自律神経の働き、ストレスの影響、さらには栄養状態まで含めて、体を総合的に評価しています。

症状だけにとらわれず、首や背中の緊張、骨盤や足元のバランス、さらには睡眠や食生活といった日常習慣まで丁寧にチェックすることで、一人ひとりに合った最適な改善プランをご提案できるのが当院の特徴です。

また、体の構造（整体）と栄養の両面に精通しているからこそ、内側と外側の両方から自律神経の安定をサポートすることができます。その結果、自然治癒力が高まり、改善までのスピードが早まる方も多く、再発予防にもつながっています。

立ちくらみの改善には、まず「今の体の状態を正しく知ること」がとても大切です。

当院では、検査から施術までをすべて院長が一貫して担当し、わずかな変化も見逃さず、毎回丁寧に対応しています。

こうした全身を整える技術と、継続的なサポート体制により、これまで多くの方が「もっと早く来ていればよかった」と喜んでくださいました。

病院では異常が見つからなかった方、薬を飲んでも改善が見られなかった方も、どうかあきらめずに一度ご相談ください。

立ちくらみのQ＆A

立ちくらみは自然に治りますか？

軽度の立ちくらみは生活習慣の改善で自然回復する場合もありますが、根本原因を特定せずに放置すると悪化するリスクがあります。当院では自然治癒力を高める整体アプローチで根本改善を目指しています。

立ちくらみの根本的な原因は何ですか？

自律神経の乱れ、血流の悪化、体の歪みが複合的に関与しています。当院では管理栄養士としての知識も活かし、栄養面からもアプローチして総合的に原因を特定し、一人ひとりに合った治療計画を立てます。

病院と整体の違いは何ですか？

病院では検査や薬を中心とした対症療法が一般的ですが、当院では体の構造・自律神経・栄養など、全身の状態を総合的に評価して根本原因にアプローチします。病院の治療と併用される方も多くいらっしゃいます。

薬を飲んでも改善しないのはなぜですか？

薬は症状を抑える対症療法であり、体の根本的な歪みや自律神経の乱れは改善されません。当院では薬に頼らず、自然治癒力を高める新発想の整体で根本から症状改善を図ります。

食事や栄養も関係あるのでしょうか？

はい。鉄分やビタミンB群、塩分や水分の不足は、立ちくらみの原因になることがあります。特に食生活の乱れが続くと、自律神経や血圧調整にも影響が出るため、体の内側からのケアも重要です。

子どもの起立性調節障害は大人になれば治りますか？

適切な治療を受ければ改善する可能性は高いですが、放置すると成人後も続く場合があります。当院では学生さんの治療実績も少なくありません、学校生活に支障のない状態まで改善させることを目標としています。

整体で立ちくらみは改善できますか？

はい、可能です。体の歪みを整え、自律神経の働きを正常化することで多くの方が改善されています。当院では検査を徹底し、一人ひとりの状態に合わせた施術で根本改善を目指しています。

立ちくらみでいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の「脊柱軸整法」は、脊柱（背骨）の生理的な弯曲や体幹の軸を整えることで、姿勢を本来の自然な状態へと導きます。この姿勢の安定は、自律神経の働きを整え、頭部への血流を安定させるためにも重要です。

実際に施術を受けた方からは、「ふらつきが減った」「朝の立ち上がりがスムーズになった」といったお声もいただいており、立ちくらみの軽減を実感される方が多くいらっしゃいます。

「脊柱軸整法」は、古武術の身体操作をベースに、背骨のカーブ・体幹の軸・関節のアライメント（配置）を調整する独自の手技です。神経の伝達や運動機能のつながりにも着目しながら、体の内側と外側のバランスを整えることで、不調の出にくい身体づくりをサポートします。

特に、原因がはっきりしない立ちくらみにお悩みの方、自律神経の乱れを感じている方には、根本的な改善につながる施術としてご好評をいただいています。

立ちくらみは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなりますので、我慢は禁物です。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。