舌痛症

舌痛症とは

舌痛症は、舌に見た目や検査で異常がないにもかかわらず、ヒリヒリやピリピリとした痛みや灼熱感が毎日続く状態を指します。特に中高年女性に多く、原因がはっきりしないのが特徴です。

厚生労働省などの調査によると、人口の1～2％が経験するとされ、50歳以上の女性に多い傾向があります。

当院にも、こうした舌痛症に悩む患者さまが来院されています。

舌痛症を放置すると、さまざまな悪影響が生じる可能性があります。

痛みが慢性化してしまい、食事や会話を心から楽しめなくなることがあります。睡眠の質も低下しやすく、気分が落ち込んだり、強い不安感を感じることも。最悪の場合、生活の質が著しく下がり、外出や人との交流を避けるようになることも考えられます。

舌痛症の原因

開院以来、当院には舌痛症でお困りの方が来院されています。

舌痛症は「これが原因です」とはっきり言い切れないことが多く、当院でもこれまでの検査や施術経験から、複数の要因が関わっているケースがほとんどだと感じています。

舌痛症の原因として次のものが挙げられます。

舌痛症は、このように複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの体質や生活習慣、ストレスの感じ方などによって原因の組み合わせは異なり、単に舌や口腔内の問題にとどまらず、心身のバランスや環境要因も深く関わっています。

そのため、本当の改善には、丁寧な検査と原因の見極めが欠かせません。

「どこに相談しても原因がわからなかった」「異常なしと言われたけどつらい」――そんな方にも、まだできることがあります。

当院では、これまでの経験を活かしながら、一人ひとりのお悩みに合わせた丁寧な対応を大切にしています。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、どうかあきらめず、まずはお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

医療機関での一般的な対処法。

血液検査や唾液検査で他の疾患を除外

病気が見つからなかった場合、「異常なし」とされ、具体的な治療に進めないことがあります。

抗不安薬や抗うつ薬の処方

効果に個人差が大きく、眠気や口の乾き、だるさといった副作用が出ることもあります。また、薬をやめると症状が戻るケースも少なくありません。

漢方薬の投与

明確な原因がわからないことが多く、治療効果が出にくい場合も少なくありません。

舌痛症を改善するために

まずは、あなたの舌痛症の背景を丁寧に見極めます。舌痛症は、明確な原因がはっきりしないことも多く、いくつかの要因が複雑に絡み合っているのが特徴です。そのため、表面的な対処だけでは一時的に症状が軽くなっても、根本からの改善にはつながらないことがあります。

当院では、これまでの経験をもとに、姿勢・神経・生活習慣・心身の状態などを総合的に見ながら、あなたにとっての「今のつらさの背景」を丁寧に探っていきます。

「原因がわからない」と言われてきた方でも、体の見方を変えることで見えてくることがあります。まずは一緒に、あなたの症状の背景にあるものを見つけていきましょう。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持つ院長が、検査から施術まで一貫して丁寧に対応いたします。舌痛症に関しても、これまでの経験を活かしながら、お一人おひとりの状態を丁寧に見極めて対応しておりますので、どうぞご安心ください。

当院では、舌痛症の原因が一つではなく、姿勢や筋骨格のゆがみ、自律神経のバランスの乱れ、ストレス、栄養状態など、身体の内側から外側まで多角的に検査・評価しています。

舌の痛みだけでなく、首や肩まわりの筋肉の緊張や全身のバランス、体質の特徴も見極めながら、お一人おひとりに合わせた根本的な改善を目指すアプローチを行います。

これは、栄養面と施術の両方から自然治癒力を引き出し、症状の早期改善へと導く、当院ならではの“トータルケア”の考え方です。

栄養面と身体機能の両方に精通した専門家として、表面的な対処に終わらない、本当に必要なケアを見極めることが可能です。

また、検査から施術までを院長が一貫して担当するため、わずかな身体の変化や症状の波も見逃さず、「昨日より楽になった」と感じられるような着実な改善を積み重ねていきます。

マッサージや薬物療法、他の治療で改善しなかった方も、どうかあきらめずに一度ご相談ください。

舌痛症のQ＆A

舌痛症は自然に良くなりますか？

舌痛症は原因が複数あり、個人差が大きいため自然に治る場合もありますが、長期間続くことも多いです。早めの原因の見極めと適切な対処が改善の近道です。

どれくらいで良くなりますか？

症状の重さや原因、生活習慣によって異なりますが、数週間〜数ヶ月かかることが多いです。根本的な改善には時間と継続的なケアが必要です。

病院と整体の違いは何ですか？

病院では主に血液検査や薬物療法、精神的ケアが中心です。整体では姿勢や筋骨格のゆがみ、自律神経のバランスなど身体全体の調整を行い、根本改善を目指します。

舌痛症の方がしてはいけないことは？

過度な舌の刺激（熱いもの・辛いもの・アルコールなど）は症状を悪化させることがあります。また、自己判断での薬の多用も控えましょう。

日常生活でできるセルフケアはありますか？

深呼吸やストレッチで自律神経のバランスを整え、姿勢に気をつけることが大切です。栄養バランスの良い食事や十分な睡眠も症状改善に役立ちます。

舌痛症の原因は舌にあるのですか？

いいえ、舌自体に異常が見つからないことが多く、体のゆがみや自律神経の乱れ、ストレスなどが痛みの原因となっている場合もあります。

施術はどのくらいの頻度で受ければ良いですか？

症状や状態により異なりますが、最初は週に1〜2回程度を目安に通い、その後徐々に間隔をあけながら調整していくことが多いです。詳しくはご相談ください。

舌痛症でいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

脊柱の生理的弯曲に働きかけ、体幹バランスを整える当院の「脊柱軸整法」は、姿勢の乱れによって生じる神経の緊張や血流の滞りを改善することで、舌痛症にも良い影響をもたらします。

実際、猫背や頭の位置のズレといった不良姿勢が、自律神経の乱れや口腔内の違和感を引き起こしているケースも少なくありません。

姿勢を整えることで神経の伝達や血流がスムーズになり、舌の痛みが軽減される方も多く、舌痛症との相性が非常に良い施術法です。

「脊柱軸整法」は、古武術の身体操作にヒントを得ながら、脊柱の生理的弯曲・体幹の軸・関節のアライメントを整える独自の手技です。神経と運動機能の連動にも着目し、姿勢と動作の質を高めることで、舌痛症を根本改善へと導きます。

舌痛症は、早めに対処すればするほど改善までの期間も短くなる傾向があります。どうか我慢せず、一人で抱え込まずに、まずはお気軽にご相談ください。

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