【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

朝やトイレ後にクラッとする…それ、体質じゃないかもしれない

本日の予約状況

朝、布団から起き上がろうとした瞬間に目の前がぐるっとした、あるいはトイレを済ませて立ち上がったら急に血の気が引いた、そんな経験はありませんか。

「また来た…」と思いながらも、数秒で治まるからと後回しにしてしまう方がとても多いのですが、それが繰り返されているなら、体からの大切なサインかもしれません。

この記事では、自律神経の乱れとの深い関係も含めて、立ち上がるときに起きるふらつきや立ちくらみの原因を、整体の視点からわかりやすくお伝えします。

「怖いけど病院に行くほどでもない気がする」という方にこそ、読んでほしい内容です。

院長:柴田

「またクラッとした…」そんな朝が続いていませんか。当院でも同じ悩みを抱えている方がとても多くて、一緒に原因を探していくうちに、少しずつ楽になっていく方をたくさん見てきました

監修・執筆:柴田 孝史(整体師・管理栄養士 / からだ回復センター京都城陽整体院 院長)→ 院長紹介はこちら

📋 この記事を読むとわかること

  • 朝・トイレ後など「シーンによって原因が違う」理由
  • 繰り返す人に共通する体のクセと栄養の問題
  • 今日から実践できる起き上がり方・食事の工夫
目次

立ちくらみ・血の気が引くとき、体の中では何が起きているのか

まずは基本から押さえておきましょう。横になったり座ったりしている状態から急に立ち上がると、重力の影響で血液は一瞬、下半身に引っ張られます。このとき体は、足にたまった血液を素早く心臓と脳へ送り返そうとします。

この調整役を担っているのが自律神経です。立ち上がった瞬間に交感神経がすぐ反応して血管を引き締め、血圧を維持しようとします。しかし何らかの理由でこの反応が遅れると、脳への血流が一時的に低下して「クラッ」という感覚が起きます。

「立ちくらみ」「血の気が引く感じ」「ふらつく」は、呼び方は違っても、すべてこの同じ現象のことを指しています。一度起きれば終わりではなく、同じ体の状態が続いている限り繰り返します。

朝・トイレ後・食後…あなたはどのシーンで起きますか?

ひとくちに「立ち上がるとクラッとする」といっても、実はそれが起きる場面によって、背景にある原因が少しずつ異なります。どのシーンに当てはまるか、確認してみてください。

朝、布団やベッドから起き上がった直後

これが最も多いパターンです。睡眠中は呼吸だけで数百ミリリットルの水分が失われると言われており、朝の体は脱水に近い状態になっています。血液の量が少なくなっているため、立ち上がった瞬間に脳への血流を維持しにくいのです。

さらに、横になっている間は血圧を一定に保つ必要がないため、交感神経がある程度おやすみモードに入っています。そこから急に立位に切り替わると、自律神経の反応が追いつかない。これが朝のふらつきの正体です。

朝食を抜く習慣がある方も注意が必要です。起き上がった後も空腹のまま動き続けることで血糖値の回復が遅れ、脳へのエネルギー供給が不安定になりやすいからです。

トイレを済ませた後(排尿・排便の後)

これは意外と知られていないのですが、かなり多いシーンです。排尿が終わると、膀胱が縮む刺激をきっかけに迷走神経が急に活発になり、心拍数と血圧が下がる「排尿後迷走神経反射」が起きることがあります。その結果、立ち上がった瞬間にクラッとしやすくなります。

排便のときは、息んで腹圧を大きく上げた直後に圧が解放されるため、同様に迷走神経が過剰に反応しやすくなります。トイレで気張った後に目の前が暗くなったことがある方、思い当たりませんか。

特に便秘がちで、毎回強く息む習慣がある方はリスクが高くなります。便通の状態も、このふらつきと無関係ではありません。

長時間座った後(仕事中・食事の後など)

デスクワークや食事など、長時間同じ姿勢でいた後に立ち上がるときも起きやすいシーンです。長く座っていると下肢の筋肉が使われないため、脚にたまった血液を心臓に戻す「筋ポンプ」の機能が低下します。

食後はさらに注意が必要です。食事のあとは消化のために胃腸へ血流が集中するため、脳への血液がもともと少なめになっています。そこへ急な立ち上がりが重なると、ふらつきが出やすくなります。

立ちくらみが繰り返す人に共通する「体と自律神経のクセ」

一度だけでなく何度も繰り返す方には、体の状態に共通したパターンが見られます。整体師として20年以上、多くの方の体をみてきた経験から感じていることをお伝えします。

自律神経の働きに影響する「体の緊張」

自律神経は脊髄を通って全身に張り巡らされています。特に血圧の調整に関わる交感神経の多くは、胸椎(背骨の胸の部分)から頸椎(首)にかけての領域と深く関わっています。この部分に歪みや筋緊張が蓄積すると、周辺を走る神経の働きに影響を及ぼしやすくなり、「立ち上がった瞬間に血圧を上げる」という素早い反応が鈍くなる可能性があります。

実際に当院を訪れる方で、立ちくらみを繰り返している方のほとんどに、頸椎や胸椎の可動域の低下や筋緊張が確認されます。肩こりや首こりが慢性的にある方に立ちくらみが多いのは、このつながりがあるからだと考えています。

ふくらはぎの筋ポンプが弱くなっている

ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、下半身にたまった血液を上に押し戻す重要な役割を担っています。この筋ポンプ機能が低下していると、立ち上がった瞬間に血液が足元に滞りやすく、脳への循環が間に合いません。

運動不足、長時間のデスクワーク、冷え性のある方はふくらはぎが固まりやすく、立ちくらみが起きやすい体の状態に陥りやすいと言えます。足首をよく動かすことや歩く習慣は、それ自体が予防につながっています。

水分・塩分・鉄分が不足している

血圧を維持するためには、そもそも血液の量が十分にあることが前提です。水分や塩分が慢性的に不足していると血液量が減り、自律神経がどんなに頑張って調整しようとしても追いつきません。

特に女性は月経による鉄の損失が大きく、気づかないうちに軽度の鉄欠乏状態になっていることがあります。鉄は赤血球が酸素を運ぶのに欠かせない成分です。鉄が足りないと血液の酸素運搬力が下がり、脳が酸欠気味になりやすい状態が続きます。これが立ち上がった瞬間の「クラッ」を引き起こす一因になっています。

また、ビタミンB群は自律神経の正常な働きを支える栄養素です。疲れやすい、肌荒れが気になるという方は、ビタミンB群の不足が自律神経の反応性を下げている可能性があります。食事の内容も、症状と無関係ではありません。

起立性低血圧・立ちくらみの予防と、今日からできる対処法

「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」という方のために、シーンごとに実践できることをお伝えします。難しいことは何ひとつありません。今夜から始められることばかりです。

朝のふらつきを減らす「起き上がりの4ステップ」

目が覚めてもすぐ起き上がらず、まず足首を5〜10回、ゆっくり回してください。これだけで下肢の血流が促され、筋ポンプが少し動き始めます。次に、横向きの姿勢に変えてから上体を起こします。仰向けから一気に起き上がると血圧変化が大きくなるため、横向きを経由するのがポイントです。

上体を起こしたらすぐ立たず、ベッドや布団の縁に腰かけた状態で10秒ほど待ちます。ここで体に「立つ準備」をさせてあげることで、自律神経の反応が追いつきやすくなります。そしてゆっくりと立ち上がる。この4ステップだけで、朝のクラッとする感覚はずいぶん変わります。

トイレ後のふらつきを防ぐ小さな習慣

排便時はできるだけ強く息まない姿勢を意識してください。便秘がちな方は腸内環境の見直しが根本的な解決につながります。排尿・排便を終えたら、いきなり立ち上がらず、便座に座ったまま2〜3秒待つことを習慣にしましょう。立ち上がる際は壁や手すりにそっと手を添えると安心です。

内側から整える朝の水分と食事

朝起きたらまず、常温のお水をコップ1杯(150〜200ml)飲む習慣をつけてください。睡眠中に失われた水分を補うことで、血液量を朝から一定に保ちやすくなります。梅干しをひとつ一緒に食べるのもよい方法です。ごく少量の塩分が血液の浸透圧を維持し、水分の吸収を助けます。

朝食は抜かずに食べることが大切です。鉄分を含む食材として納豆、卵、小松菜、ひじき、豆腐などは日常的に取り入れやすいものばかりです。毎朝の習慣として、どれかひとつでも食卓に加えてみてください。

めまいや動悸を伴うなら、まず医療機関へ

立ちくらみのほとんどは、生活習慣の改善や体のバランスを整えることで対応できるものです。しかし、次のような症状が伴う場合は、整体の前に内科・循環器科・神経内科への受診をおすすめします。

失神して倒れてしまう、動悸や胸の痛みがある、視界が暗くなる時間が数秒以上続く、手足のしびれや言葉が出にくいといった症状を伴う場合は、心臓や脳に関わる疾患が原因のことがあります。これらは整体で対応できる範囲を超えています。まず検査を受けてください。

「異常なし」と言われた後の回復サポートや、再発しにくい体づくりに関しては、当院でも一緒に考えることができます。

城陽市の整体院でできること|自律神経と体の根本から整える

繰り返す立ちくらみに対して、当院では「体のバランスを全体から整える」アプローチをとっています。首や背骨まわりの緊張を丁寧に整えることで自律神経の反応性を回復させ、ふくらはぎや下肢の筋ポンプ機能が戻りやすい状態をつくっていきます。

「肩こりと一緒に、立ちくらみもいつの間にかなくなっていた」という声を頂くことがあります。これは偶然ではなく、体を部分ではなく全体として整えることで、自律神経の調整機能そのものが回復していくからだと考えています。

さらに当院では、生活習慣や食事の内容についてもご相談いただけます。体の構造を整えるだけでなく、毎日の食事から体の内側の状態も変えていく。この2つのアプローチが合わさることで、症状が出にくい体へと変わっていきます。

「体のことも食事のことも相談できる場所がある」というのは、思っている以上に心強いことだと、来てくださる方からよく言っていただきます。

立ち上がるとふらつく・立ちくらみでお悩みの方へ|記事のまとめ

この記事では、立ち上がるときのふらつきや血の気が引く感覚が繰り返す理由を、発症シーン・体の構造・食事という3つの視点からお伝えしてきました。

「また来た…」と感じるたびに不安になっていた方も、原因がわかると少し気持ちが楽になりませんか。

  • 朝・トイレ後・食後など、シーンによって背景にある原因が異なる
  • 繰り返す人には、頸椎・胸椎まわりの緊張とふくらはぎの筋ポンプ低下という共通パターンがある
  • 水分・塩分・鉄分・ビタミンB群の不足が、自律神経の反応性を下げている可能性がある
  • 「横向き経由で起き上がる」「朝一番に水を飲む」など、今日からできる小さな習慣が積み重なって体は変わっていく

まずは今夜、ベッドに入る前にコップ1杯の水を枕元に用意してみてください。朝の起き上がり方をひとつ変えるだけでも、体の感覚は少しずつ変わっていきます。

よくある質問

Q. 立ちくらみが続いているのですが、何科を受診すればいいですか?

A. まずはかかりつけの内科への相談をおすすめします。貧血や心臓・血圧の問題が疑われる場合は循環器科、神経系が気になる場合は脳神経内科が適しています。「異常なし」と診断された後も症状が続く場合は、自律神経や体のバランスの乱れが関わっていることがあります。そのような場合には、整体でのアプローチが助けになることがあります。

Q. 整体で立ちくらみは改善できるのですか?初めてで不安です。

A. 当院では検査とカウンセリングをしっかり行い、症状の背景にある原因を一緒に確認するところから始めます。体の構造だけでなく、食事や生活習慣についても気軽に話せる場所ですので、気になることがあればまずお気軽にお問い合わせください。

院長からのメッセージ

「たかが立ちくらみ」と思って何年も放置している方に、よく出会います。でも、繰り返しているということは、体が何かを訴え続けているということです。私はそのサインを無視してほしくない。

栄養士として病院に勤めていた頃から、「食事だけでは届かないところがある」と感じて整体の世界に入りました。整体師として20年以上向き合ってきて、「体の構造と食事は車の両輪だ」という確信がますます強くなっています。どちらかだけでは、根っこから変えることは難しい。

「また今日もクラッとした」というその繰り返しを、一人で抱え込まないでください。どんな小さなことでも、まずは話しに来てください。一緒に考えます。

からだ回復センター京都城陽整体院 院長 柴田孝史

この症状について、もう少し知りたい方へ

この記事では、立ち上がるときのふらつきや血の気が引く感覚が繰り返す理由を、発症シーン・体の構造・食事という3つの視点からお伝えしてきました。

症状別のページでは病院との役割の違いや、当院での考え方、実際に来院された方の声なども紹介しています。「自分の状態に近いかもしれない」そう感じる部分があれば、参考にしてみてください。

――――――――――

からだ回復センター京都城陽整体院

からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。

病院で「異常はない」と言われたものの、体の不調が続いて不安を感じている方や、薬だけに頼らず、体の状態を整えていきたいと考えている方からご相談をいただくことが多い整体院です。

アクセス・通いやすさについて

  • 近鉄京都線「富野荘駅」から徒歩4分
  • 京奈和自動車道「城陽インター」から車で約5分
  • アルプラザ城陽から車で約5分
  • 駐車場2台完備(お車でのご来院も便利です)

※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。少し遠方にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。


院長:柴田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
京都府城陽市枇杷庄島ノ宮5-15
電話番号
0774-55-5488
定休日
日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次