
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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午後の会議の前に胃が重くなる。昼食や外食の付き合いが、だんだん気が重くなる。そんな仕事の場面でのつらさを、一人で抱えていませんか。
からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、機能性ディスペプシアで仕事がつらい方に向けて、職場で試せる工夫と、勤務の調整や休職を相談する目安をお伝えします。
仕事がつらいときは、我慢して働き続けるか、休職するかの二択で考える必要はありません。医療機関での治療を続けながら、食事や休憩、業務量を調整できないか相談する方法もあります。
機能性ディスペプシアの症状や当院の考え方は、機能性ディスペプシアのページで紹介しています。ここでは、働き方の悩みに絞って考えていきましょう。
執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長



無理を重ねず、続けやすい働き方を考えましょう
食後の胃もたれが気になって会議に集中できない。少し食べると満腹になるのに、周りに合わせて昼食をとらなければならない。仕事の場では、症状そのものに加えて、食事や休憩の自由が利かないことも負担になります。
機能性ディスペプシアが、欠勤や仕事中の生産性に影響することは、海外の研究でも報告されています。仕事に支障が出ているときは、一人で我慢せず、治療や働き方の調整について相談することが大切です。
締め切りに追われて昼食を急ぐ、会議が続いて休憩を取りにくい、外食で量を調整しにくいなど、職場には食事や休息のペースを保ちにくい場面があります。
座っているときにお腹まわりの窮屈さを感じる方もいるでしょう。ただし、デスクワークや姿勢だけで症状の原因を説明することはできません。仕事中に困る場面を整理し、変えられるところから見直してみましょう。
職場では、食事や予定を思いどおりに変えられないこともあります。すべてを変えようとせず、ご自身の症状や仕事に合う方法を選んでください。
一度に食べるとつらい場合は、昼食を少量にして、職場で可能なら時間を分けて食べる方法があります。外食では、ご飯を少なめに頼むなど、量を調整できるとよいですね。
脂肪の多い食事で胃もたれが強くなる方は、揚げ物などを控えめにする工夫も考えられます。食事の内容や量を少しずつ調整し、ご自身が無理なく食べられる形を探してみてください。
食事が十分にとれない状態が続く場合や、体重が減っている場合は、自己判断で食事制限を続けず、医療機関に相談しましょう。
食後すぐの会議がつらい場合は、昼食の時間を少し早める、会議の開始までに短い休憩を取るなど、可能な範囲で調整してみてください。自分だけでは調整が難しい場合は、上司や担当者に相談してみるのも一つの方法です。
食後の過ごし方など、日常でできる工夫は機能性ディスペプシアのセルフケアの記事でも紹介しています。
机や椅子の位置、画面の高さを見直し、お腹まわりが窮屈にならず、楽に作業できる位置を探してみてください。背筋を伸ばし続けるなど、無理に同じ姿勢を保つ必要はありません。
同じ姿勢が続くと体もこわばりやすいため、仕事の区切りに立ち上がるなど、無理のない範囲で姿勢を変えてみましょう。詳しくは姿勢についての記事をご覧ください。


職場に相談するときは、症状によって仕事中にどのような支障が出ているかを伝えたうえで、調整できることがないか一緒に考えてもらいましょう。
たとえば、「食後に胃の不快感が強くなり、会議に集中しづらいことがあります。会議までに少し休めるよう、昼休みの取り方を相談できないでしょうか」といった伝え方です。希望を一方的に伝えるのではなく、仕事の予定や周囲との調整も含めて相談する形にするとよいと思います。
相談先は、上司、人事・労務担当者、産業医や保健師などです。職場の体制に合わせて選んでください。診断書などが必要になる場合は、提出先や必要な内容を確認してから主治医に相談すると、話を進めやすくなります。
休職を相談するかどうかは、症状の強さだけでなく、食事や通勤、勤務にどの程度支障が出ているかで考えます。限界まで我慢してから相談する必要はありません。
これらは、休職が必要と決める基準ではなく、医療機関や職場に相談する目安です。主治医には、症状の経過に加えて、仕事内容や勤務時間、実際に困っていることを伝えてください。
そのうえで、休憩の取り方、勤務時間や業務量の調整、休職などについて、勤務先と相談します。産業医がいる場合は、主治医の意見をもとに、仕事を続けるうえで必要な配慮を相談することもできます。
休職制度の有無、期間、手続き、休職中の給与の扱いなどは勤務先によって異なります。就業規則や人事・労務の窓口で確認してください。休むことも、体を守りながら働くための選択肢の一つです。
胃もたれや胃の痛みが続いていて、まだ診断を受けていない場合は、ご自身で機能性ディスペプシアと決めつけず、消化器内科などに相談してください。
意図しない体重減少、繰り返す嘔吐、飲み込みにくさなどがある場合や、食事が十分にとれない場合も、仕事の工夫だけで様子を見ずに受診しましょう。吐血や黒いタール状の便がある場合は、出血の可能性もあるため、速やかな受診が必要です。
すでに機能性ディスペプシアと診断されている方も、これまでと違う症状が出たときや、症状が悪化したときは主治医に相談してください。
A. 職場にどう伝えるか迷うときは、家族や信頼できる人に話し、困っていることや伝えたいことを整理してみるのも一つの方法です。勤務上の調整が必要な場合は、まずは直属の上司に相談してみてください。上司には話しづらい事情がある場合や、会社に相談窓口が設けられている場合は、人事・労務担当者や産業保健スタッフに相談することもできます。
A. 一度に食べるとつらい場合は、少量にして、可能なら時間を分けて食べる方法があります。ただし、食べられない状態が続く場合や体重が減っている場合は、自己判断で欠食を続けず、医療機関に相談してください。
A. はい。休職を決めていなくても、治療を受けながら働き続けるための相談はできます。主治医に仕事への影響を伝え、職場では休憩や勤務時間、業務量などについて、調整できることがないか確認してみましょう。



食事や休憩を工夫しても、胃の不調が続いている。そんな方のお力になれればと思っています。
「昼食のあと、また胃が重くなったらどうしよう」「午後の会議を乗り切れるだろうか」。毎日そんな不安を抱えながら働くのは、つらいですよね。周囲に気を遣い、自分の体調を後回しにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
からだ回復センター京都城陽整体院では、症状が出やすい場面や仕事中の過ごし方を伺い、姿勢や呼吸、食後の不快感と重なる体の緊張を確認しています。そのうえで、一人ひとりに合わせた施術を通して、胃腸に負担をかけにくい体づくりを目指します。
職場やご自宅で取り入れられるケア、食事・生活習慣の工夫もお伝えしています。
医療機関での診察や治療を大切にしながら、体の面からも不調に向き合いたい方、検査で大きな異常はないと言われても胃の不快感が続いている方は、一人で抱え込まずご相談ください。食事や仕事の時間を少しでも安心して過ごせるよう、一緒に取り組んでいきましょう。
この記事の症状・食事の工夫・受診目安・治療と仕事の両立に関する説明は、日本消化器病学会の機能性ディスペプシアに関するガイド・診療ガイドライン、厚生労働省の「治療と就業の両立支援指針」、機能性ディスペプシアと仕事への影響に関する研究(Brookほか、2010年)を参考にしています。

