椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは

背骨のクッション役である椎間板の内部組織が飛び出し神経を圧迫することで、痛みやしびれを引き起こす状態を指します。長時間のデスクワークや重量物の取り扱いが引き金となるケースが目立ちます。

椎間板ヘルニアの日本における患者数は、推定で約100万人とされています。男性に多く見られる傾向があり、男性は30代で発症のピークを迎える一方で、女性は30代から50代にかけて徐々に増加する傾向があります。

重いものを扱う仕事に従事する男性だけでなく、デスクワークや家事を担う女性にも発症例があり、職業や生活習慣が発症リスクに関係していると考えられています。

当院にも、こうした椎間板ヘルニアに悩む患者さまが多く来院されています。

そのままにしておくと、慢性化し治療に時間がかかるだけでなく、様々な問題へと発展する恐れがあります。

椎間板ヘルニアを放置すると、痛みやしびれが慢性化し、歩行が困難になることもあります。活動量が減ることで筋力が低下し、転倒しやすくなるほか、特に中高年以降ではロコモティブシンドロームやフレイルといった状態に陥るリスクも高まります。

こうした変化は、日常生活に大きな支障をきたし、仕事や趣味をあきらめざるを得ない状況にもつながりかねません。

生活の質（QOL）が低下してしまう前に、できるだけ早めに適切なケアを受けることが大切です。

椎間板ヘルニアの原因

開院以来、当院には椎間板ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、椎間板ヘルニアの原因はひとつではないということです。いくつかの原因が複雑に絡み合って、症状を形成しているのです。

椎間板ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

椎間板ヘルニアは複数の要因が重なることで発症します。

これらの要因が複雑に絡み合い、椎間板への負担が蓄積されることで発症します。人によって原因は異なり、単に筋肉をほぐすだけでは根本的な解決にはなりません。だからこそ、当院では一人ひとりに合わせた検査と分析を大切にしています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。椎間板ヘルニアは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

医療機関での一般的な対処法。

薬物療法

胃腸障害や眠気などの副作用が、出ることもあります。

神経ブロック注射

効果が一時的である場合が多く、根本原因の改善にはつながらないことがあります。

牽引療法

効果には個人差があり、短時間のリハビリのために通院することに、手間や時間的な負担を感じる方も少なくありません。

椎間板ヘルニアを改善するために

椎間板ヘルニアの改善には、まず原因を正確に見極めることが欠かせません。施術だけで一時的に症状を和らげることはできますが、原因にアプローチしなければ根本からの解決にはなりません。

当院では、多方面からの検査と、経験と科学を融合させた独自の検査を通じて、椎間板ヘルニアの原因を丁寧に探し出します。そして明確な根拠を元に施術を進めていきます

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、椎間板ヘルニアの改善も得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、姿勢や筋骨格系の歪みだけでなく、自律神経の働きやストレスの影響、栄養状態なども含めて、多角的にお身体を検査・評価します。

腰やおしり周辺の症状だけにとらわれず、体全体と体質を総合的に捉えることで、一人ひとりに最適な改善の道筋を導き出します。

椎間板ヘルニアによる腰痛には、施術・栄養・運動の三方向からアプローチすることが効果的です。身体本来の自然治癒力を高め、根本からの回復を後押しします。

これは、栄養と身体の仕組みに精通したプロフェッショナルだからこそ実現できる、当院ならではのトータルケアです。

また、現在の身体状態を正確に把握することも非常に重要です。そのため当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないよう、検査から施術までを院長が一貫して行っています。

この一貫性が高い治療効果を生み、多くの方が改善を実感されています。

痛み止めに頼っている方や、整骨院・整体・マッサージで効果が得られなかった方も、どうぞ諦めずにご相談ください。

椎間板ヘルニアのQ＆A

椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

軽度なら自然に症状が軽くなることもありますが、原因が残ったままだと再発しやすいです。根本改善を目指すことが大切です。

どのくらいで良くなりますか？

症状や生活習慣によって異なりますが、初期の段階であれば比較的早期に改善が見込めます。個人差がありますのでご相談ください。

椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことはありますか？

重量物の持ち上げや中腰姿勢は避け、コルセットで腰部を保護しましょう。前傾姿勢を長時間続けるデスクワークも症状悪化の原因となります。

痛みがなくてもヘルニアってあるのですか？

MRI検査でヘルニアが確認されても無症状のケースがあります。神経圧迫の程度や炎症の有無が症状発現に関与します。

坐骨神経痛と椎間板ヘルニアの違いは？

椎間板ヘルニアは神経圧迫の「原因疾患」、坐骨神経痛は「症状名」です。ヘルニアが坐骨神経を圧迫することで、臀部から足にかけてのしびれや痛み（坐骨神経痛）が発生します。

セルフケアの方法はありますか？

腹圧維持のドローイン呼吸法が有効です。膝立て姿勢での腹部凹ませ運動に加え、30分ごとの姿勢変更と腰部サポーターの使用が推奨されます。

手術以外で根本改善は可能ですか？

姿勢矯正と筋力強化を組み合わせた整体療法で、約8割の症例で手術回避が可能です。神経の可動性改善と椎間板への負荷軽減が鍵になります。

椎間板ヘルニアでいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

脊柱の生理弯曲に働きかけ、体幹を整える当院の脊柱軸整法は、姿勢を整える為、椎間板ヘルニアとの相性が非常によく、劇的に改善するケースも見られます。

「脊柱軸整法」は、古武術の身体操作にヒントを得ながら、脊柱の生理的弯曲・体幹の軸・関節のアライメントを整える手技です。神経と運動機能の連動にも着目し、姿勢と動作の質を高めることで、椎間板ヘルニアを根本改善へと導きます。

椎間板ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなりますので、我慢は禁物です。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

重度のヘルニアでしたが痛みも大分マシになりました

週に一回しか通う事が出来ませんでしたが、 殆ど痛みもなくなりました

リラックスして横になっているだけで、身体が本当に楽になります