
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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「また起きてしまった…」と暗い天井を見つめながら時計を確認した夜、ありませんか。やっと眠れたと思ったのに、気づいたら深夜2時。そこからまた眠れなくて、気づけば明け方になっていた。そんな夜が続いているなら、体はもうずいぶん前からサインを出しています。
夜中に目が覚めてしまう、いわゆる中途覚醒・不眠は、「年齢のせいかな」「疲れているだけかな」と見過ごされがちです。でも、薬を飲んでも改善しない、睡眠グッズを試しても変わらない、という方には、体の外側と内側を同時に見ていくアプローチが必要なことがあります。
今回は、整体師として20年以上・城陽市で18年間、自律神経や睡眠の悩みと向き合ってきた立場から、一般的な睡眠情報とは少し違う角度でお伝えします。栄養と体の構造、両方の視点から「なぜ夜中に目が覚めるのか」を一緒に考えていきましょう。


「もう何週間もぐっすり眠れていない」という方が来院されるとき、多くの場合、体には共通したサインが出ています。薬に頼る前に、ぜひ一度この記事を読んでみてください
監修・執筆:柴田 孝史(整体師・管理栄養士 / からだ回復センター京都城陽整体院 院長)→ [院長紹介はこちら]
📋 この記事を読むとわかること
不眠には大きく3つのタイプがあります。寝つきが悪い「入眠困難」、朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」、そして夜中に何度も起きてしまう「中途覚醒」です。この3つは一見似ているようで、体のどこが乱れているかというポイントが異なります。この記事では、中途覚醒に絞って深く掘り下げていきます。
中途覚醒の場合、特に深夜2〜3時ごろや明け方に目が覚めやすいという特徴があります。「眠れているはずなのに疲れがとれない」「何度も目が覚めてそのたびに眠れなくなる」という感覚が続いているなら、体の中で何かが乱れているサインかもしれません。
少し詳しくお伝えすると、深夜2〜3時ごろに目が覚める場合と、明け方4〜5時ごろに目が覚める場合では、体の中で起きていることが少し異なります。
深夜に目が覚めるケースでは、血糖値のコントロールが乱れている方で、その急落に反応したコルチゾールの分泌が関係していることがあります。一方、明け方に目が覚める場合は、朝に向けて自然に高まるコルチゾールのリズムが影響しているケースもあります。
どちらも「ホルモンの乱れ」という点では共通していますが、根っこの原因が違うため、対処のポイントも変わってきます。
中途覚醒は「眠りが浅いだけ」の問題ではなく、からだ全体のバランスが崩れているサインです。だからこそ、原因をちゃんと知ることが改善への第一歩になります。
整体師として長年、眠れない・疲れがとれないという悩みを抱えた方の体をみてきましたが、中途覚醒で来院される方には、体に共通した特徴があります。それは「体の緊張が抜けていない」ということです。どういうことか、順を追って説明します。
眠りに落ちるとき、体は交感神経(緊張・活動モード)から副交感神経(リラックスモード)に切り替わります。この切り替えがスムーズにできなくなると、眠れたとしても睡眠が浅くなり、ちょっとした刺激で目が覚めやすくなります。
自律神経の切り替えには、背骨・骨盤・横隔膜のバランスが深く関わっています。デスクワークや長時間の同じ姿勢、慢性的な肩こりなどで胸椎(背中の上部)が固まっていると、副交感神経が働きにくい状態が続きます。「寝ようとすると妙に体が緊張する」「肩や首が常に張っている」という感覚がある方は、まさにこの状態です。


呼吸は、副交感神経に働きかける最もシンプルなスイッチです。ところが、猫背や胸郭の緊張によって横隔膜の動きが制限されると、無意識のうちに呼吸が浅くなります。
浅い呼吸が続くと、寝ている間も体が「休めていない」状態になり、夜中に目が覚めやすくなります。体の検査をすると、中途覚醒で悩む方の多くに、横隔膜の動きの制限と、それに伴う自律神経バランスの乱れが確認されます。
肩こりや猫背を「姿勢の問題」として軽く見ていると、それが睡眠の質に直結していることに気づかないまま過ごすことになります。


体の外側(骨格・筋肉・神経)だけでなく、実は眠りの深さには食事や栄養も大きく関わっています。整体院がなぜ食事の話をするのか、不思議に思われるかもしれません。でも、体の状態と食べるものは切り離せないんです。
マグネシウムは、筋肉を緩める働きを持つミネラルです。現代の食生活では、加工食品に偏ったり精製された食品が多かったりすると、マグネシウムが不足しがちになります。マグネシウムが足りないと、筋肉がしっかりとゆるまないまま眠ることになります。
体が緊張した状態で眠ると睡眠が浅くなり、ちょっとした刺激でも目が覚めやすくなります。また、マグネシウムは睡眠ホルモンであるメラトニンの合成経路にも関与しているため、不足するとホルモンバランスにも影響が出ることがあります。
「よく眠れない」と「疲れがとれない」が同時に続いている方は、マグネシウム不足を疑ってみる価値があります。
あまり知られていませんが、深夜2〜3時ごろに目が覚める場合、血糖値のコントロールの乱れが関係していることがあります。夜中に血糖値が下がりすぎると、体はそれを危険信号として受け取り、コルチゾールというホルモンを分泌して血糖値を上げようとします。
コルチゾールは覚醒を促すホルモンなので、その結果、眠れているはずの時間帯に突然目が覚めてしまうことがあります。夕食の内容や食べる時間が不規則だったり、甘いものを夜に多く食べる習慣があったりする方は、血糖値の乱れが夜中の覚醒に関係している可能性を一度疑ってみてください。
気になる症状が続く場合は、医療機関への相談も合わせてご検討ください。


「夜に眠くなる」という自然な流れは、昼間に「セロトニン」が作られ、夜になると「メラトニン」に変換されることで生まれます。このセロトニンを作るための原料は、トリプトファンというアミノ酸で、食事から摂る必要があります。
朝食を抜いたり、たんぱく質が不足しがちな食生活が続いたりすると、このサイクルが乱れ、夜に「自然な眠気」がうまく作られなくなります。睡眠の問題は夜だけの話ではなく、朝・昼の食生活とも深くつながっているんです。


「コーヒーは午前中だけにしている」という方でも、夜中に目が覚めることがあります。カフェインの体内での分解速度には個人差があり、代謝が遅いタイプの方は、午後2時に飲んだコーヒーの覚醒作用が深夜まで残ることがあります。
「自分はカフェインに強いから大丈夫」と思っている方ほど、実は気づかないうちに睡眠の質を下げているケースがあります。緑茶・紅茶・エナジードリンクにもカフェインは含まれているので、午後以降の飲み物を一度見直してみることをおすすめします。
ここまで読んでいただくとわかるように、中途覚醒には「体の外側(骨格・自律神経・筋肉の緊張)」と「体の内側(栄養・ホルモン・血糖値)」の両方が関わっています。そして、この二つは互いに影響し合っています。
体に緊張が続くとストレスホルモンの分泌が増え、血糖値が乱れやすくなります。血糖値が乱れると夜中にコルチゾールが出て目が覚める。目が覚めると交感神経が刺激されてさらに体が緊張する。この悪循環が「一度崩れると戻りにくい」状態を作っています。
どちらか一方だけを整えても、もう一方が乱れたままだと、なかなか根本的な改善には至りません。
「いろいろ試したけど眠れない」という方の多くは、外側か内側のどちらか一方しかアプローチできていないことがほとんどです。体の外と内、両方をセットで整えることが、中途覚醒の根本改善への近道です。
「何か自分でもできることはないかな?」と思っている方に向けて、体の外側と内側からすぐに実践できることをお伝えします。どれも難しいことではありませんので、ぜひ今夜から試してみてください。


仰向けに寝て、お腹に手を置きます。鼻からゆっくり4秒かけて吸い、口から6〜8秒かけてゆっくり吐きます。吐くときにお腹がふっと落ちていく感覚を意識してください。この呼吸を3〜5分続けるだけで、横隔膜が動き、副交感神経にスイッチが入りやすくなります。肩や首が緊張している方ほど最初は浅く感じるかもしれませんが、続けることで少しずつ変わっていきます。


マグネシウムを多く含む食材には、豆腐・納豆・海藻・ナッツ類・ほうれん草などがあります。夕食に意識して取り入れるだけで、筋肉の緊張がゆるみやすくなります。夜中に目が覚める方は、まず2〜3週間続けてみてください。サプリメントで補う場合は、グリシン酸マグネシウムなど吸収されやすいタイプを選ぶと効果的です。
夜中の覚醒が気になる方は、夕食の糖質を少し控えめにし、就寝の2〜3時間前までには食べ終えることを意識してみてください。白米・麺類・パンだけに偏らず、たんぱく質や野菜もしっかり組み合わせることで、夜間の血糖値の乱れを緩やかにすることができます。「夕食を食べると眠くなるのに夜中に目が覚める」という方は、特にこの食事バランスを見直してみる価値があります。
当院が「体の外と内を同時にみる」というアプローチを取っているのは、単に知識や資格が複数あるからではありません。20年以上の臨床の中で、どちらか一方だけを整えても根本的な改善につながらないケースを何度も見てきたからです。体は部品の集まりではなく、一つのシステムとして動いています。
骨格が整えば神経の通りが良くなる。神経が落ち着けば消化吸収も改善される。栄養が整えば細胞の修復力が上がり、施術の効果も持続しやすくなる。
この連鎖を意識した整体が、当院の考え方の根本にあります。「部分を治す」のではなく「全体を整える」というのは、言葉にすると簡単に聞こえますが、実践するには、からだ全体を一つのシステムとして見る視点が必要です。
実際に来院された方の中には、以前は毎晩のように夜中に目が覚めていたのが、施術と食事の見直しを組み合わせることで週1回以下に減り、最終的にはほぼ朝まで眠れるようになったという方もいらっしゃいます。また、「夜中に3〜4回起きていたのが、2週間で1回程度に変わった」という声もいただいています。もちろん個人差はありますが、外側と内側を同時に整えることで、変化のスピードが変わると感じています。
「整体に来たのに食事の話もできると思わなかった」という声をよくいただきます。でも、体のことも食べることも、切り離して考えることのほうが私には不自然に感じます。難しいことをお願いするわけではありません。「体のこと、食事のこと、両方ここで相談できる」という感覚で来ていただけると嬉しいです。
夜中に何度も目が覚める、眠りが浅い、朝起きても疲れがとれない、という悩みは「大げさかな」「病院に行くほどじゃないかな」と思いながら、何ヶ月も一人で抱えている方がとても多いです。でも、こういった症状が続いているなら、体がはっきりとサインを出しています。一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
「また今夜も目が覚めてしまった」という夜が続いているなら、それは体が助けを求めているサインです。一人で抱え込まず、まず原因を知ることから始めてみてください。
今夜からできることは、寝る前の深呼吸・夕食へのマグネシウム食材の追加・午後以降のカフェインを控えること。小さな一歩から始めてみてください。それでも変わらない、もっと根本から整えたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。


A. はい、整体によって自律神経のバランスが整い、睡眠の質が改善されたというお声をいただくことがあります。ただし、効果には個人差があります。睡眠の悩みの背景には、骨格のバランスや自律神経の状態、栄養状態など複数の要因が絡んでいることが多いため、当院ではからだ全体を丁寧に検査したうえでアプローチしています。まずはお気軽にご相談ください。
A. 「夜中に何度も目が覚める」「眠りが浅い気がする」といった一言で大丈夫です。来院時には、いつごろから症状が続いているか、日中の体の状態、生活習慣などを丁寧にお聞きします。検査を行ったうえで、体の外側と内側の両面から原因を一緒に探っていきますので、難しく考えずにいらしてください。


一人で抱え込まず、まずは気軽に声をかけてください
夜中に目が覚める、眠りが浅い、朝起きても疲れが取れない。こういった悩みは、何ヶ月も一人でそっと抱えている方がとても多いです。「これくらい我慢しなきゃ」「忙しいから仕方ない」と思いながら、気づけば半年、一年と経っていることもあります。
でも、体はずっとサインを出し続けています。そのサインを無視していると、睡眠の問題が日中の疲れや集中力の低下、気力の低下へとつながっていきます。「最近なんとなくしんどい」という感覚が続いているなら、それは体が変化を求めているタイミングかもしれません。
難しく考えなくていいです。「夜うまく眠れていない気がして…」という一言から相談していただくだけで大丈夫です。体の外側と内側、両方から一緒に考えましょう。城陽市で18年、ずっとそんなふうに向き合ってきました。どうぞ、一人で悩まずにいつでも声をかけてください。
からだ回復センター京都城陽整体院 院長 柴田孝史
この記事では、夜中に何度も目が覚める・眠りが浅いという状態が、体の外側(骨格・自律神経の緊張)と内側(栄養・血糖値・ホルモンバランス)の乱れが重なって起きている理由をお伝えしました。
症状別のページでは病院との役割の違いや、当院での考え方、実際に来院された方の声なども紹介しています。「自分の状態に近いかもしれない」そう感じる部分があれば、参考にしてみてください。
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からだ回復センター京都城陽整体院
からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。
病院で「異常はない」と言われたものの、体の不調が続いて不安を感じている方や、薬だけに頼らず、体の状態を整えていきたいと考えている方からご相談をいただくことが多い整体院です。
アクセス・通いやすさについて
※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。少し遠方にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。