
院長:柴田お気軽にご相談ください!

院長:柴田お気軽にご相談ください!


耳の奥がズキズキする、キーンという耳鳴りが続く、耳が詰まった感じがなかなかとれない。そんな症状で耳鼻科を受診したのに「異常なし」と言われた経験はありませんか。
もしかすると、その不快な症状の原因は耳そのものではなく、顎関節症にあるかもしれません。耳と顎、一見すると無関係に思えるこのふたつが、実はとても深くつながっているのです。
この記事では、整体師歴20年以上の経験をもとに、顎の問題が耳にどんな影響を与えるのか、そしてなぜ耳鼻科では見つからないのかを、わかりやすくお伝えします。
からだ全体のバランスと食事の両方から患者さんと向き合ってきた視点で、なかなか解決しないお悩みのヒントをお届けできればと思います。


耳鼻科で異常なし、でも耳鳴りが続く方が当院にも来られます。その多くは、顎・首・肩のバランスの乱れが関係しています。原因がわかると、不安も少し和ぎますよ


「顎の問題が耳に影響する」と聞いても、最初はなかなかピンとこない方が多いです。でも、体の構造を知ると、その理由はとてもシンプルに理解できます。顎関節と耳は「壁一枚」の距離にある、それが出発点です。
顎関節は耳のすぐ前に位置しています。外耳道(耳の穴の入り口から鼓膜までの通り道)との距離は、ほんの数ミリしかありません。顎関節を包む関節包や靭帯は、耳の周囲の組織とほぼ隣り合わせで存在しています。
ですから、顎関節に炎症が起きたり、関節内の軟骨(関節円板)がずれたりすると、その刺激や圧力が物理的に耳へと伝わりやすい構造になっています。
顎の周囲には耳介側頭神経という神経が通っており、この神経が顎関節のトラブルによって刺激を受けると、耳の奥の痛みや違和感として感じられます。さらに、この耳介側頭神経は三叉神経の枝のひとつです。
三叉神経は顔面全体の感覚をつかさどる太い神経で、顎・こめかみ・耳・歯にまたがって分布しています。
顎関節に問題が生じると、三叉神経を通じて耳だけでなく、こめかみや頭部にも痛みや不快感が広がることがあります。こめかみの頭痛と顎関節症の関係でも詳しく解説しています。
耳鼻科で異常がないのに耳鳴りや耳の痛みが続く方の中には、顎関節症の影響が考えられる場合があります。耳の奥の痛みやジーンとした耳鳴り、口を動かすと耳の近くで違和感があるときは、顎・首・肩のバランスも一緒にチェックしてみると改善へのヒントになります。
顎関節症の影響が考えられる耳の症状には、次のようなものがあります。ひとつでも当てはまるものがあれば、顎関節の状態が関係している可能性があります。
特に、顎の症状と耳の症状が同じ時期に出てきた場合は、そのつながりを意識することが大切です。「耳だけ」「顎だけ」と分けて考えるのではなく、セットで見ることが改善への近道になります。


耳鼻科の検査は、鼓膜・内耳・聴神経などに異常がないかを調べるものです。顎関節症による耳の症状は、耳鼻科で行われる鼓膜・内耳・聴神経の検査では確認されにくいことがあります。その理由を知っておくと、『なぜ私だけ治らないのか』という焦りや不安も和らぎます。
顎関節症が引き起こす耳の症状は、耳そのものの組織が損傷しているわけではありません。顎まわりの筋肉の緊張や神経への刺激が、耳に「似た感覚」を生み出しているのです。鼓膜も内耳も正常なのに耳が痛い・耳鳴りがするのは、まさにこのメカニズムによるものです。
耳の症状は、耳鼻科で行う検査の範囲内では原因が特定されないことがあります。これは、検査の対象が鼓膜や内耳、聴神経など耳の組織に限られているためです。
しかし、これはあなたの耳に深刻な問題がなかったということです。耳の組織に大きな異常がないことが確認できているのは、安心できる材料のひとつです。
耳鼻科で「異常なし」とわかった場合は、耳自体以外に原因があることを考える目安にもなります。症状が続く場合は、顎・首・肩の状態や日常生活の習慣などを見直すことで、不快感の軽減や改善のヒントを得られることがあります。


20年以上、さまざまな症状の方と向き合ってきた経験から言うと、耳鳴りや耳の痛みが長引く方には共通したパターンがあります。それは、顎だけの問題ではなく、からだ全体のバランスと体の内側の状態が深く関わっているということです。ここでは、他院ではなかなか聞けない3つの視点をお伝えします。


顎と耳の間には、胸鎖乳突筋という首の大きな筋肉が走っています。耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに伸びるこの筋肉は、顎の緊張と連動して硬くなりやすい場所です。
胸鎖乳突筋が慢性的に緊張すると、耳の周囲や内耳への血流が滞りやすくなります。内耳は非常に繊細な器官で、わずかな血流の変化にも敏感に反応します。耳鳴りや耳詰まりが血行不良によって悪化しやすい背景には、こうした筋肉の連鎖があります。
顎を噛みしめる動作は、交感神経を強く刺激します。食いしばりや噛みしめの習慣が続くと、体は慢性的な「緊張モード」から抜け出しにくくなります。そうなると、内耳の血管が収縮しやすくなります。
内耳の中には蝸牛(音を感知する器官)と、その中に並ぶ有毛細胞があります。この有毛細胞は音の振動を電気信号に変換する役割を持っていますが、血流が不足すると正常に機能しにくくなります。耳鳴りの多くは、この有毛細胞が十分な血流・栄養を受け取りにくくなったサインとも考えられています。顎と自律神経の関係について詳しくはこちらもご覧ください。


私は栄養の分野にも長年携わってきた経験から、ミネラルバランスの乱れが耳症状に影響しているケースを、臨床経験で見かけることがあります。特に注目しているのがマグネシウムです。
マグネシウムは内耳の神経機能を正常に保つために不可欠なミネラルで、聴覚神経を保護する働きがあると考えられています。マグネシウムが不足すると聴覚神経が過敏になりやすいと考えられており、耳鳴りの背景のひとつとして注目されています。
現代の食生活では加工食品の増加によりマグネシウムが不足しがちです。体の内側から整えていく視点を持つと、回復の感じ方が変わってくることがあります。食事から体を整えることの大切さは、顎関節症と栄養でもお伝えしています。
症状が軽い段階であれば、日常のセルフケアで変化を感じられることもあります。次の3つは、当院でもよく指導している耳症状に特化した内容です。ただし、激しい痛みや突然の難聴がある場合は、まず耳鼻科や医療機関を受診してください。


耳の後ろから鎖骨に向かって走る胸鎖乳突筋を、ゆっくりほぐしていきます。親指と人差し指で筋肉をやさしくつまむようにして、上から下へとなぞるだけで十分です。力を入れすぎず、気持ちいいと感じる程度が目安です。耳まわりの血流改善が期待できます。


鼻から4秒かけてゆっくり吸い、口から8秒かけてゆっくり吐く。この呼吸を5回繰り返してみてください。呼気を吸気より長くすることで副交感神経が優位になりやすく、顎や首の筋肉がほぐれやすくなります。内耳への血流も改善しやすくなるため、耳鳴りが気になる夜の時間帯に取り入れてみてください。
上の歯と下の歯が触れていない状態が、顎の正常なリラックス状態です。ふとした瞬間に歯が触れていたり、奥歯に力が入っていたりしませんか。
気づいたときに「歯を離す」という意識を持つだけで、顎の筋緊張が少しずつほぐれやすくなります。スマホを見るとき、集中して作業するとき、無意識に噛みしめていることがとても多いのです。
耳の症状があるとき、整体と病院のどちらを選べばいいか迷う方も多いです。特に、突発性難聴やメニエール病は早期治療が重要なため、次の判断基準を参考にしてください。整体と病院の選び方についてはこちらでも詳しく解説しています。
| まず医療機関(耳鼻科)へ | 整体が力になれる状態 |
|---|---|
| 突然の耳鳴り・急激な難聴(突発性難聴の疑い) | 耳鼻科で「異常なし」と診断された耳鳴り |
| 激しい回転性めまい・吐き気(メニエール病の疑い) | 顎の音・口の開けにくさと耳症状が重なっている |
| 発熱を伴う耳の痛み(中耳炎の疑い) | 慢性的な耳詰まり・耳の圧迫感が数週間以上続く |
| 耳からの分泌物・出血がある | 肩こり・首のこわばりと耳症状が同時にある |
突発性難聴は発症から早期に治療を開始することが重要とされています。急激な聴力の低下を感じたら、まず耳鼻科を受診してください。一方、耳鼻科で「異常なし」と言われた後も症状が続いているなら、顎や首・体全体のバランスを整えるアプローチが改善の糸口になることがあります。
耳の痛みや耳鳴りが続くと、耳の病気ではないかと不安になる方も多いと思います。しかし実際には、顎関節や首の筋肉の緊張、噛みしめなどが関係しているケースもあります。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
耳の症状が続く場合は、まず耳鼻科での検査を受けることが大切です。そのうえで耳に異常が見つからない場合は、顎やからだ全体のバランスを整える視点が改善のヒントになります。


からだ回復センター京都城陽整体院は、城陽市・宇治市・京田辺市・八幡市など京都南部エリアからも多くの方にお越しいただいています。近鉄富野荘駅から徒歩4分、駐車場2台完備、平日は夜21時まで対応しています。
当院の特徴は、顎だけをみるのではなく、骨盤・背骨・頸椎・顎の全体のつながりを丁寧に検査し、根本にある背景から整えていくアプローチです。
施術のなかで、食のことや生活習慣についても自然にお話しできる環境があります。「体のことも毎日のことも、ここで話せてよかった」という声をよくいただきます。城陽市で顎関節症の整体をお探しの方もご覧ください。
症状の程度や原因によって個人差がありますが、顎や首のバランスが整い始めると、早い方では数回の施術で変化を感じられる場合もあります。長期間続いた慢性的な顎の痛みや耳鳴りは時間がかかることもありますが、原因をしっかり特定したうえでアプローチすることが、遠回りしないコツだと考えています。
関係することがあります。顎のゆがみや噛み癖は左右どちらかに偏ることが多く、片側の顎関節だけに負担が集中するケースがよく見られます。片耳だけに症状が出ている場合は、体のゆがみの左右差も確認することが大切です。
関係することがあります。子どもの場合はストレスや姿勢の問題から食いしばりが起こりやすく、それが顎や耳に影響することがあります。当院では小さなお子さまにも対応していますので、気になる場合はお気軽にご相談ください。
私は整体師として20年以上、城陽市で18年間「からだ回復センター京都城陽整体院」を営んでいます。
耳鳴りや耳の痛みが続くと、毎日がつらく感じられますよね。眠れなかったり、集中できなかったり……そんなお悩みを、多くの患者さんからお聞きしてきました。
私が大切にしているのは、「なぜその症状が出ているのか」を一緒に考えることです。体の仕組みと体の内側の両方からアプローチすると、症状の原因が少しずつ見えてきます。 そして、体が本来持っている力を取り戻せれば、症状が変化する可能性があります。
一人で抱え込まず、まず話してみてください。体のこと、毎日のこと、どんなことでも構いません。あなたに合った方法を一緒に考えます。
症状別ページでは、医療機関との役割の違いや当院の考え方、実際のご相談例なども紹介しています。「もしかしたら自分のことかもしれない」と感じる部分があれば、無理のない範囲で読んでみてください。


――――――――――
からだ回復センター京都城陽整体院
院長 柴田 孝史(整体師・管理栄養士)
臨床の現場で、自律神経の乱れや慢性的な不調に悩む方のご相談を多く受けてきました。
体の外側(姿勢・緊張・動き)だけでなく、体の内側(美味しく食べながら体を支える食事や生活習慣)にも目を向けながら、無理のないサポートを大切にしています。
からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。
病院の検査では大きな異常が見つからなかったものの、不調が続いて不安を感じている方や、からだ全体を整えながら改善を目指したいとお考えの方からご相談をいただくことが多い整体院です。
アクセス・通いやすさについて
※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。対応エリア外にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。