
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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胃の不調が続くと、これは機能性ディスペプシアなのではないかと、ネットで調べては不安になる方もいらっしゃると思います。まずは今の状態を整理したいと感じていませんか。
からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、国際的な診断基準(Rome IV基準)をもとにしたセルフチェックの項目と、結果の受け止め方をお伝えします。このチェックは診断ではなく、状態を整理するためのものです。
機能性ディスペプシア自体の症状や、当院でどのような施術・サポートを行っているかは、機能性ディスペプシアのページで詳しくご紹介しています。



診断ではなく状態を整理するものです
執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長
このチェックは、ご自身の症状を振り返るためのものです。当てはまる数で病気かどうかを決めたり、診断したりするものではありません。
直近3か月の様子を思い浮かべながら、それぞれの頻度の目安に当てはまるものを選んでください。ここでの「つらい」は、日常の活動に支障が出る、あるいは通常の量の食事を食べきれない程度の症状を指します。気にならない程度のものは、数えなくて構いません。
所要時間は数分です。結果に一喜一憂せず、今の状態を知る手がかりとして使ってください。


Rome IV基準では、次の4つの症状のうち1つ以上がつらいことが、症状の条件です。直近3か月の頻度の目安とあわせて確認してください。
□ 食事のあとに、もたれ感がつらい(週に3日以上)
□ 少し食べただけで、すぐ満腹になり食べきれない(週に3日以上)
□ みぞおちが痛む(週に1日以上)
□ みぞおちが焼けるように感じる(週に1日以上)
上の4つのうち、前の2つは食後の重さや満腹感が中心の食後愁訴症候群(PDS)、後の2つはみぞおちの痛みや灼熱感が中心の心窩部痛症候群(EPS)にあたります。どちらか一方、または両方が重なることもあります。
次に、症状が続いた期間を振り返ります。
□ 症状が始まったのは半年以上前だ
□ この3か月も症状が続いている
あわせて、生活への影響と検査の状況も確認します。
□ 食事や外出に支障が出ている
□ 検査で大きな異常はないと言われた
最後の項目は、Rome IVでは症状を説明できる器質的な病気がないことにあたり、医療機関での確認が前提になります。ご自身の判断では確かめられない部分です。
Rome IV基準を満たすには、「症状」「期間」「器質的な病気がないこと」の3つがそろう必要があります。このうち、ご自身で振り返れるのは症状と期間の2つです。
4つの症状のうち1つ以上が頻度の目安に当てはまり、さらに「半年以上前から始まり、この3か月も続いている」場合は、機能性ディスペプシアの基準の症状面に当てはまる可能性があります。ただし、これは可能性があるという意味で、診断ではありません。
当てはまる数が少ない場合も、安心とは言い切れません。チェックの数よりも、つらい症状が続いているか、生活に影響しているかが大切です。
症状の始まりが半年に満たない場合や、続いている期間が3か月に満たない場合は、症状が出始めたばかりの時期かもしれません。初期の症状については初期症状の記事で紹介しています。
当てはまる項目があり、症状が続いているときは、状態を医療機関で確認してもらってください。
次のような変化があるときは、チェックの結果にかかわらず、早めの受診をおすすめします。
相談するときは、このチェックで選んだ項目や、症状が出る時間帯、食事との関係をメモして持っていくと、状態を伝えやすくなります。
検査を受けても大きな異常が見つからなかった場合の不調については、自律神経との関係の記事でも紹介しています。
このチェックには限界があります。胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎など、ほかの病気でも似た症状が出ることがあり、症状だけでは区別できません。
機能性ディスペプシアは、胃カメラ(上部内視鏡検査)などで胃や食道の中を調べても、炎症や潰瘍など症状の原因になる変化が見つからないことが条件の一つです。このチェックだけで、機能性ディスペプシアかどうかは決められません。
それでも、このチェックには意味があります。「何となく胃の調子が悪い」という状態を、「食後の重さが週に何日あるのか」「いつから続いているのか」と、言葉にして整理できるからです。
整理した内容は、受診のときに、そのまま医師へ伝える材料になります。症状を具体的に伝えられるほど、診察や検査を受けるときに、今の状態が伝わりやすくなります。
胃の不調が続くと、「このまま様子を見ていいのか」と迷うものです。このチェックは、診断ではなく、今の状態を整理するためのものです。気になる症状が続いているなら、まずは医療機関で調べてもらってください。検査の結果が出れば、今の不調に名前がつき、これからの方針も見えてきます。
一方で、病院で診断を受け、薬などの治療を続けても、思うように楽にならない方もいらっしゃいます。その場合は、食後の不快感と重なる体の緊張や、日々の負担といった、全身の状態を整えるという方法もあります。
からだ回復センター京都城陽整体院では、病院での治療と並行して、体の状態についてお話を伺っています。一人で抱え込まず、気軽にご相談ください。



焦らず、食事や外出を楽しめる毎日を一緒に目指しましょう

