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更年期の胃もたれ|ホルモンとの関係と日常でできる工夫

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40代後半から、食後のもたれや胃の重さが増えた気がする。更年期のせいなのか、胃の病気なのか、判断がつかず不安になりますよね。

からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、更年期世代に胃の不調が重なりやすい背景と、日常でできる工夫、相談先の考え方をお伝えします。

機能性ディスペプシアの症状や当院の考え方は、機能性ディスペプシアのページで紹介しています。ここでは、更年期との関わりに絞って読み進めてください。

執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長

院長:柴田

更年期と胃の不調、一緒に考えます

目次

更年期に胃の不調が増えると感じたら

閉経前後の10年ほど(一般に45〜55歳ごろ)は、のぼせや発汗、不眠などと並んで、胃の不調を訴える方がいらっしゃいます。食後のもたれ、少量で満腹になる感じ、みぞおちの不快感などが代表的です。

ただし、更年期の時期に起きたからといって、すべてが更年期の影響とは限りません。この年代は胃の病気が増えてくる時期でもあります。この記事は、症状だけで原因を決めるのではなく、関わりやすい要素を知るためのものです。

ホルモン変化と自律神経・消化機能の関係

更年期には、女性ホルモンのエストロゲンが大きく揺らぎながら減っていきます。このホルモンは、妊娠や月経に関わるだけでなく、胃腸や自律神経の働きにも関わっています。

エストロゲンやプロゲステロンの低下が、胃腸の動きや内臓の感じやすさ、不安や気分の変化などに影響しうるという報告があり、胃の内容物が送り出される速さにも関わる可能性があります。

自律神経は、胃腸の動きや消化液の分泌を無意識に調整しています。ホルモンの変化で自律神経が揺らぎやすくなり、それが胃の不調と重なっている可能性も考えられます。

眠りが浅くなる、気分が沈むといった更年期のほかの変化も、食後の不快感を意識しやすくする方向に働くことがあります。

更年期の胃の不調は、ホルモンの変化だけでなく、複数の要因が重なって現れると考えるのが自然です。

こうした関わりは、あくまで可能性の話で、個人差が大きいものです。

日常でできる工夫

更年期世代の方が、日常で取り入れやすい工夫を紹介します。無理のない範囲で、できそうなものを一つだけ選んでみてください。

  • 食事はゆっくり、よく噛んで食べる
  • 一度にたくさん食べず、量を控えめにする
  • 脂っこいものが続かないようにする
  • 寝る直前の飲食は控えめにする
  • 朝に少し外を歩いて光を浴びる
  • 入浴で体を温めてゆるめる
  • 就寝と起床の時間を一定にする

食事の内容や量の工夫は食事の工夫の記事で紹介しています。そのほかの日常の過ごし方はセルフケアの記事もご覧ください。

婦人科と消化器内科、どちらを受診すべきか

胃の症状が続くときは、更年期のせいと決めずに、一度は医療機関で状態を確認してもらってください。検査が必要かどうかは、症状や年齢、これまでの経過をみて、医師が判断します。

次のような症状があるときは、様子を見ずに、早めに受診してください。

  • 体重が意図せず減ってきた
  • 食べ物が飲み込みにくい、つかえる
  • 吐くことが続く
  • 黒い便が出る、血を吐いた、貧血を指摘された
  • 家族に胃がんや食道がんの方がいる

科の選び方は、ほてりや発汗、月経の乱れが中心なら婦人科、胃もたれや食後の不快感が中心なら消化器内科が目安になります。迷うときは、一番つらい症状に近い科から相談してみる方法もあります。

どちらの科でも、胃の症状と更年期の症状の両方を伝えると、状態が伝わりやすくなります。いつから、どんな場面で出るかをメモしておくと役立ちます。

よくある質問

Q. 更年期の胃もたれは、機能性ディスペプシアが多いですか?

A. 更年期の方に限った割合は、はっきりしていません。ただ、検査をしても胃潰瘍やがんなどが見つからない胃もたれは、機能性ディスペプシアと診断されることが少なくありません。症状だけでは見分けられないため、まず医療機関で原因となる病気がないかを確認することが大切です。更年期の影響が関わっている場合もあれば、別の要因が重なっている場合もあります。

Q. 更年期が過ぎれば、胃の不調は落ち着きますか

A. 経過は人それぞれで、一律には言えません。まずは医療機関で、胃の病気などがないかを確認してください。そのうえで、つらさや不安が残るときは、当院にご相談ください。お体の状態を確認しながら整え、体の緊張や日々の負担を和らげるお手伝いをします。

胃腸に負担をかけにくい体づくりを目指します

院長:柴田

自分でできることは試したけれど、まだつらい。そんな方のお力になれればと考えています。

更年期の揺らぎと胃の不調が重なると、食事や外出、眠りまで気が重くなりますよね。呼吸やストレッチを試しても、胃もたれや食後の不快感が続き、どうすればよいか悩んでいませんか。

からだ回復センター京都城陽整体院では、日々の症状や生活の様子を伺い、姿勢や呼吸、食後の不快感と重なる体の緊張を確認しています。そのうえで、一人ひとりに合わせた施術を通して、胃腸に負担をかけにくい体づくりを目指します。ご自宅で取り入れられるケアや、食事・生活習慣の工夫もお伝えしています。

医療機関での診察や治療を大切にしながら、体の面からも不調に向き合いたい方、検査で大きな異常はないと言われても胃の不快感が続いている方は、一人で抱え込まずご相談ください。


院長:柴田

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