頚性神経筋症候群（首こり病）

もしかすると、これらの不調は『首こり病（頚性神経筋症候群）』が関係しているかもしれません。

この症状は、首まわりの筋肉が緊張し、神経や血流、自律神経のバランスに影響を与えることで、頭痛・めまい・不安感・全身のだるさなど、さまざまな症状を引き起こすと考えられています。

からだ回復センター京都城陽整体院では、こうした「原因がよく分からない不調」に対して、首まわりだけでなく、体全体を整えることで改善を目指しています。

ひとりで悩まず、まずはここから始めてみませんか？

検査で異常なし…でも不調。それ、“首こり”かも

頚性神経筋症候群は、首の筋肉が過度に緊張することで起こる現代病で、別名「首こり病」とも呼ばれています。

首の筋肉の異常が自律神経の副交感神経の働きを阻害し、交感神経が優位な状態が続くことで、頭痛、めまい、吐き気、慢性疲労、睡眠障害、うつ状態など様々な体調不良が現れる症状です。

パソコンやスマートフォンの長時間使用によるうつむき姿勢が主な原因となることが多く、検査では異常が見つからないため原因が分からず悩む方が多い症候群です。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、肩こりを自覚症状として訴える人は女性で1位、男性で2位となっており、首こりも含めた頸肩部の不調は非常に多くの人が抱えている問題です。

現代のデジタル社会において、パソコンやスマートフォンの普及により頚性神経筋症候群の潜在患者数は急激に増加していると推測され、成人の約30～40%が何らかの首こり関連症状を経験していると考えられています。

これは全国で約3000万人以上の方が該当する計算となり、現代病として深刻な社会問題となっています。

当院にも、こうした頚性神経筋症候群に悩む患者さまが来院されています。

頚性神経筋症候群を放置してしまうと、日常生活に少しずつ支障が出てくることがあります。

首こりや頭痛といった初期症状だけでなく、慢性的な疲労感や集中力の低下、眠りの浅さなど、全身の不調につながるケースもあります。症状が長引くことでストレスが増し、気分の落ち込みや不安感を覚える方もおられます。

その結果、仕事や家事の効率が下がったり、人との関わりを負担に感じるようになるなど、生活の質が低下してしまうことも少なくありません。

「気のせいかな」と放置せず、早い段階でケアを受けることが、悪化を防ぐ第一歩となります。

【なぜ、こんなにも不調が続くのか？】複雑に絡む“首こり病”の原因

開院以来、当院には頚性神経筋症候群でお悩みの方も多く来院されています。

この症状は、レントゲンやMRIなどの画像検査では異常が見つからないことが多く、病院では「原因不明」や「ストレスの影響」と説明されることもあります。

しかし実際には、日頃の姿勢や体の歪み、生活習慣やストレスなど、さまざまな要因が重なり合って起こるケースがほとんどです。

当院での検査や施術の経験からも、頚性神経筋症候群の原因は決して一つではないということがはっきりしています。複数の原因が複雑に関係し合い、症状を引き起こしている方が多く見られます。

頚性神経筋症候群の原因として考えられること

頚性神経筋症候群は、単なる「ストレス」や「首のこり」だけが原因ではありません。

姿勢の乱れや体の歪み、長時間のスマホやパソコンの使用、不規則な生活習慣、心身のストレスなど、日常生活に潜むさまざまな要因が複雑に絡み合って起こる症状です。

だからこそ、丁寧なカウンセリングと整体的な検査を通じて、首だけでなく体全体のバランスや筋肉の状態、生活習慣まで幅広く確認することが大切です。

一人ひとり、症状の出方や背景は異なります。だからこそ、画一的な対処ではなく、「なぜ今その不調が起きているのか」をしっかり見極めることが、根本的な改善につながります。

病院で「異常なし」と言われたり、他の治療で改善が見られなかったとしても、あきらめる必要はありません。当院では、整体的な視点からあなたの体を丁寧に見つめ直し、頚性神経筋症候群の本当の原因にアプローチしていきます。

【薬や注射では良くならない理由】整体だからできる“根本的な改善”

医療機関での一般的な対処法。

病院の治療は”対症療法”が中心なことも

頚性神経筋症候群で病院を受診すると、痛み止めや筋弛緩剤、抗不安薬などの処方や、神経ブロック注射、物理療法（電気や温熱）などが行われることが一般的です。

これらは、つらさを軽減するうえで大切な対応ではありますが、多くの場合、症状を一時的に和らげる「対症療法」が中心となります。

もちろん、まずは重大な病気が隠れていないかを確認することが大前提です。MRIや血液検査などを通して、器質的な異常がないかをしっかり調べてもらうことは必要不可欠です。

ただ、検査では「異常なし」と言われたにもかかわらず、頭痛やふらつき、動悸、不安感などの不調が続く――。そんなときこそ、体の声に耳を傾けてみてください。

首や姿勢のバランス、神経の流れ、自律神経の働き――そういった“見えない部分”に目を向けることで、本当の回復のヒントが見えてくることがあります。

「どこへ行っても原因が分からない」「ストレスのせいだと言われたけれど納得できない」――そんな方ほど、整体的な視点から体全体を丁寧に見直すことで、改善への糸口が見えてくるかもしれません。

つらさの背景には、あなたも知らない体のサインが隠れています。

【根本から改善したいあなたへ】選ばれる理由、ちゃんとあります

20年以上の施術経験を持ち、頚性神経筋症候群に対しても丁寧に対応いたします。院長が検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、姿勢や骨格のゆがみだけでなく、自律神経の働きやストレスの影響、さらには普段の食事や生活習慣も含めて、体全体を多角的に評価しています。

さらに、検査から施術までをすべて院長が一貫して担当し、わずかな体の変化も見逃さず、毎回丁寧に対応しています。こうした責任ある対応が、多くの方に安心してご利用いただける理由です。

首や肩の症状だけにとらわれず、全身のバランスや生活習慣、心身の緊張状態まで丁寧にチェックすることで、一人ひとりに合った最適な改善プランをご提案できるのが当院の特徴です。

また、ご希望される方には栄養面のアドバイスも専門的に行い、栄養面も含め、日常生活のアドバイスも丁寧に行っています。

無理なくできる範囲で少しずつ取り入れていくことで、自然治癒力が高まり、回復スピードの向上や症状の再発予防につながる方も多くおられます。

こうした全身を整える技術と継続的なサポート体制によって、これまで多くの方が「病院では異常なしと言われたけれど、ここで本当の原因がわかった」「もっと早く相談すればよかった」と喜んでくださっています。

薬やブロック注射だけではなかなか良くならなかった方、病院やマッサージで思うような改善が見られなかった方も、どうかあきらめずに一度ご相談ください。

治っていく喜びを、一緒に味わいましょう。

頚性神経筋症候群のQ＆A

頚性神経筋症候群と診断されましたが、他の病気との違いは何ですか？

頚性神経筋症候群は、首の筋肉の異常が自律神経に影響を与えて全身症状を引き起こす症候群です。うつ病や自律神経失調症、更年期障害などと症状が似ていますが、根本原因が首の筋肉にあることが特徴です。

血液検査や画像検査では異常が見つからないため、症状の組み合わせと首の筋肉の状態から診断されます。

病院で「検査に異常なし」と言われました、どうすればいいですか？

検査で異常が見つからないのは頚性神経筋症候群の特徴の一つです。レントゲンやMRI、血液検査では筋肉の微細な緊張状態は判断できないためです。

症状がつらい場合は、首の筋肉の状態を詳しく評価できる専門家に相談することをおすすめします。当院では整体的な検査で筋肉の緊張パターンを詳しく調べ、根本原因にアプローチしています。

めまいや動悸、微熱などの症状も首が原因なのでしょうか？

はい、頚性神経筋症候群では首の筋肉の異常が自律神経に影響を与えるため、めまい、動悸、微熱、息苦しさ、胃腸の不調など、一見首と関係なさそうな症状も現れます。

これは首の筋肉が副交感神経の働きを阻害し、交感神経が優位になることで起こります。首の筋肉の緊張を改善することで、これらの全身症状も軽減されることが多くあります。

薬を飲んでも効果がありません。他にどんな治療法がありますか？

頚性神経筋症候群は首の筋肉の物理的な問題が原因のため、薬物療法だけでは根本的な改善が困難な場合があります。

首の筋肉の緊張を直接改善する整体やカイロプラクティックなどの治療が効果的とされています。また、姿勢改善、ストレス管理、生活習慣の見直しを組み合わせることで、より良い結果が期待できます。

うつ状態や不安感も首が原因で起こるのですか？

頚性神経筋症候群では「頚性うつ」と呼ばれる状態が起こることがあります。首の筋肉の異常により脳への血流が悪くなったり、自律神経のバランスが崩れることで、うつ状態や不安感、集中力低下、やる気の欠如などの精神症状が現れます。

これらは心の問題ではなく、首の筋肉の物理的な問題が原因のため、首の状態を改善することで軽減される可能性があります。

頚性神経筋症候群は完治しますか？再発の心配はありませんか？

適切な治療により症状の大幅な改善は十分期待できます。ただし、現代の生活環境（デスクワーク、スマホ使用など）が発症要因となることが多いため、生活習慣の改善や定期的なメンテナンスが重要です。

姿勢の改善、適度な運動、ストレス管理を継続することで再発を予防でき、多くの方が日常生活に支障のない状態を維持されています。

頚性神経筋症候群でいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

脊柱軸整法で、首から神経の流れを整え、根本からやさしく改善へ

当院の「脊柱軸整法（せきちゅうじくせいほう）」は、背骨のカーブや体の軸、関節のバランスを整えることで、首や肩への負担を軽くし、頚性神経筋症候群の改善を目指すやさしい整体法です。

この手法は、古武術の身体操作や神経・筋膜の反応をヒントに、回復整体（リセット療法）をベースとして、院長が20年以上の臨床経験を重ねながら独自に発展させてきた施術法です。無理に押したり揉んだりせず、神経の通り道を整えることで、からだ本来の治る力を引き出します。

姿勢や動作のクセを見極め、神経と体の動きの連動をスムーズにしていくことで、首や肩の慢性的な緊張がゆるみ、自然治癒力が高まり、早い段階で変化を実感される方も少なくありません。

頚性神経筋症候群は、できるだけ早めにケアを始めることが改善への近道になります。

「病院では異常なし」と言われたけれど不調が続いている方も、どうぞお一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

一緒に、首や肩の不調のない毎日を取り戻していきましょう。