ドライアイ

ドライアイとは

ドライアイとは、涙の量が不足したり、涙の質が悪くなることで目の表面が乾燥し、目の不快感や見えにくさを引き起こす病気です。涙は目を潤すだけでなく、細菌やほこりから目を守る大切な役割を果たしています。

日本におけるドライアイ患者数は約2,200万人と推定されており、これは国民の約6人に1人という非常に高い割合です。オフィスワーカーを対象とした調査では、65％の人がドライアイの症状を抱えているという結果も出ています。

当院にも、こうしたドライアイに悩む患者さまが来院されています。

ドライアイを放置すると、さまざまな悪影響が生じる可能性があります。

目の表面に傷がつきやすくなり、角膜上皮障害を引き起こす可能性があります。また、慢性的な眼精疲労により頭痛や肩こりが悪化し、集中力の低下や労働生産性の著しい低下を招きます。

それだけではありません。ドライアイが悪化すると、睡眠の質が低下し、主観的幸福度も著しく下がることが報告されており、日常生活全体の質が大幅に悪化する可能性があります。実際に、ドライアイによる生産性低下は年間約3日間の欠勤に相当する損失があるとされています。

ドライアイを軽く考えず、早めに適切なケアを受けることがとても大切です。

ドライアイの原因

開院以来、当院にはドライアイでお困りの方も来院されています。

これまでの検査や施術経験からはっきりと言えるのは、ドライアイの原因が一つではないということです。いくつもの要因が複雑に絡み合いながら、症状を引き起こしているのです。

ドライアイの原因として考えられること

ドライアイはこのように、日常生活に潜むさまざまな要因が複雑に絡み合って起こる症状です。

だからこそ、丁寧なカウンセリングと整体的な検査を通して、体全体の状態や生活習慣、自律神経のバランスなどを総合的に確認することが大切です。

一人ひとり原因が異なるからこそ、画一的な対処ではなく、「なぜそうなっているのか」を丁寧に見極めることが、根本的な改善への第一歩になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。当院では、整体的な視点からお体の状態を丁寧に見極め、ドライアイの背景にある本当の原因にアプローチしていきます。

病院とはここが違います

医療機関での一般的な対処法。

病院での治療は”対症療法”が中心です

病院では、点眼薬の処方や涙点プラグの挿入、温熱療法といった、症状を一時的に抑える対症療法が中心です。目の乾燥を「とりあえず和らげる」ことを目的とした対応が多く、時間の制約もあって、生活習慣や姿勢、自律神経の状態といった根本的な原因まで踏み込めないケースも多いのが実情です。

ドライアイを改善するために

まずは、あなた自身のドライアイの原因を明らかにすることから始めます。原因を正しく捉えられていないままでは、たとえ一時的に症状が和らいだとしても、根本的な改善にはつながりません。

当院では、多角的な視点から複数の検査を行い、ドライアイの本当の原因を見つけ出します。そして、その検査結果に基づいた明確な根拠のもとで、一つひとつ丁寧に施術や日常生活への対策を進めていきます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、ドライアイの改善も得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、姿勢や骨格のゆがみだけでなく、自律神経の働きやストレスの影響、さらには栄養状態まで含めて、体を多角的に評価しています。

目の症状だけにとらわれず、首や肩の状態、全身のバランス、そして生活習慣まで丁寧にチェックすることで、一人ひとりに合った最適な改善プランをご提案できるのが当院の特徴です。

さらに、栄養と身体の両面に精通しているからこそ、体の内側からも整えることができ、自然治癒力をしっかり引き出すサポートが可能です。その結果、回復までのスピードが早まる方も多く、症状の再発も防ぎやすくなります。

ドライアイの改善には、まず今の体の状態を正しく知ることが大切です。

当院では、検査から施術までをすべて院長が一貫して担当し、わずかな変化も見逃さず、毎回丁寧に対応しています。

こうした全身を整える技術と一貫したサポート体制によって、これまで多くの方が「もっと早く来ればよかった」と喜んでくださっています。

目薬だけに頼っている方や、眼科・整骨院・マッサージで思うような効果が得られなかった方も、どうかあきらめずにご相談ください。

ドライアイのQ＆A

ドライアイは自然に良くなりますか？

一時的に改善することもありますが、根本的な原因（生活習慣や自律神経の乱れ、姿勢の歪みなど）が残っていると、再発を繰り返すことが多いです。当院では、そうした背景から整えていくサポートを行っています。

どれくらいで良くなりますか？

症状の程度や体の状態によって個人差がありますが、早い方では数回の施術で変化を感じられることもあります。慢性的な状態の方は、少し時間をかけて体質や生活リズムの改善が必要です。

病院と整体ではどう違うのですか？

病院では点眼薬や涙点プラグなどによる対症療法が中心です。一方、当院では目だけでなく、姿勢・自律神経・生活習慣などを総合的に見て、ドライアイを引き起こす体の状態そのものを整えていきます。

ドライアイの方がしてはいけないことはありますか？

長時間のスマホやパソコン作業、目を酷使する環境での作業、エアコンの風を直接浴びることなどは、目の乾燥を悪化させる原因になります。できるだけ目を休ませる時間を意識しましょう。

日常生活でできるセルフケアはありますか？

意識的にまばたきの回数を増やす、ホットタオルで目元を温める、加湿器を活用するなどが効果的です。また、姿勢の改善やリラックスの時間を持つことも、自律神経の安定に役立ちます。

なぜ整体でドライアイの改善が期待できるのですか？

ドライアイは、目だけの問題ではありません。自律神経の乱れや姿勢の崩れ、首や肩まわりの筋肉の緊張など、体全体のバランスの乱れが関係していることも多いのです。整体では、こうした全身のゆがみや緊張を整えることで、涙の分泌や循環がスムーズに働くようにサポートできるため、ドライアイの改善が期待できます。

どんな人が来られていますか？

パソコン作業の多い方や、スマートフォンを長時間使用される方、エアコンの効いた環境で働く方など、幅広い方が来院されています。「薬に頼りたくない」「根本から改善したい」という方が多く来られています。

ドライアイでいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

脊柱の生理弯曲に働きかけ、体幹を整える当院の脊柱軸整法は、姿勢を整えることで首や肩まわりの余分な負担を軽減し、自律神経の働きを改善できるため、ドライアイとの相性が非常によく、劇的に改善するケースも見られます。

「脊柱軸整法」は、古武術の身体操作にヒントを得ながら、脊柱の生理的弯曲・体幹の軸・関節のアライメントを整える手技です。自律神経と運動機能の連動にも着目し、姿勢と動作の質を高めることで、ドライアイを根本改善へと導きます。

ドライアイは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなりますので、我慢は禁物です。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。