ゴルフ肘（内側上顆炎）

ゴルフ肘とは

ゴルフ肘は、肘の内側にある腱が炎症を起こし、痛みや腫れを感じる状態を指します。正式には上腕骨内側上顆炎と呼ばれ、ゴルフのスイング動作や重いものを持つ作業など、肘を繰り返し使うことで発症しやすくなります。スポーツ愛好者だけでなく、日常的に肘を酷使する方にも多く見られる症状です。

日本ではスポーツ障害の一つとしてゴルフやテニス愛好者、中高年の労働者に多くみられ、推定で数十万人規模が悩んでいると考えられます。

当院にも、こうしたゴルフ肘に悩む患者さまが多く来院されています。

ゴルフ肘を放置すると、さまざまな悪影響が生じる可能性があります。

痛みが慢性化すると、ゴルフや趣味をあきらめなければならないだけでなく、仕事や家事にも支障が出てしまいます。さらに進行すると、腱の断裂や手術が必要になることもあります。

また、痛みをかばって動くうちに肩や腰に負担がかかり、全身のバランスが崩れてしまうと、肩こりや腰痛、疲れやすさなどの不調が広がってしまうこともあります。

ゴルフ肘は軽く考えず、早めに適切なケアを受けることがとても大切です。

ゴルフ肘の原因

開院以来、当院にはゴルフ肘でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ゴルフ肘の原因はひとつではないということです。いくつかの原因が複雑に絡み合って、症状を形成しているのです。

ゴルフ肘の原因として次のものが挙げられます。

ゴルフ肘はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

人によって原因や症状の現れ方が異なるため、単純な対処では根本的な改善にはつながりません。だからこそ、まずはしっかりと検査を行い、ご自身の状態を把握することが大切です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ゴルフ肘は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

医療機関での一般的な対処法。

薬物療法

一時的な痛みの緩和にとどまり、根本的な改善にはつながらないことが多いです。

物理療法

効果に個人差があり、頻繁な通院が必要になる場合もあります。

安静・休養

長期間動かさないことで筋力低下や生活への影響が出ることがあります。

ゴルフ肘を改善するために

痛みのある肘だけでなく、全身のバランスを整えることが改善のカギです。

症状の原因をしっかり見極め、肘に負担をかけている姿勢や動作のクセ、生活習慣まで丁寧に見直していきます。痛いところだけをケアしても、一時的な改善にとどまることが多いため、根本から整えることが大切です。また、ご自身でできるセルフケアやストレッチも、再発を防ぐうえで欠かせません。

当院は、多角的な視点による複数の検査で、ゴルフ肘の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に施術を進めていきます。

当院の特徴

20年以上の施術経験を持ち、ゴルフ肘の改善も得意とする院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

姿勢や筋骨格系の歪みの検査だけでなく、自律神経機能やストレスレベル、栄養状態など多角的な検査を実施しています。

患部の肘周りだけを見るのではなく、これらの総合的な検査・体質チェックにより、一人ひとりに最適な改善プランが提案でき、栄養と身体の両面に精通したプロフェッショナルだからこそ実現できる、根本からのトータルケアが当院の特徴です。

ゴルフ肘改善には現在の身体状態を正確に把握することが最も重要であり、だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

この一貫性が、高い治療効果を生み、豊富な改善実績につながっています。

痛み止めに頼っている方や、整骨院・整体・マッサージで効果が得られなかった方も、どうぞ諦めずにご相談ください。

ゴルフ肘のQ＆A

ゴルフ肘は自然に良くなりますか？

軽い痛みであれば一時的におさまることもありますが、原因となる動作や体の使い方が変わっていないと、再発や慢性化を繰り返すケースが多いです。「そのうち治るだろう」と放置して悪化する方も少なくありません。痛みが続く場合は、早めに適切なケアを受けることが大切です。

整形外科と整体の違いは？

整形外科ではレントゲンやMRIによる診断、薬や注射などの対症療法が中心です。整体では、姿勢・関節・筋肉・神経・栄養などを総合的に整え、根本原因にアプローチして改善を目指します。当院ではどこに行っても改善しなかった方にも多くご相談いただいています。

どれくらいで良くなりますか？

症状の重さや日常での負担によって異なりますが、早い方で数回の施術で変化を実感されることもあります。慢性化している場合は少し時間がかかることもありますが、当院では初回の検査で状態を丁寧に確認し、回復までの目安をしっかりお伝えしています。

ゴルフは続けてもいいですか？

痛みがあるうちは無理に続けると悪化や長期化の原因になることがあります。当院では身体の状態を確認したうえで、ゴルフの再開時期や注意点などもお伝えしています。大切な趣味を長く続けるためにも、まずは身体を整えることが先決です。

痛みがあるのに異常なしと言われました。それでも施術できますか？

はい、大丈夫です。画像検査で異常が見つからなくても、筋肉や関節のバランス、神経の働きに問題があるケースは多くあります。当院では体の動きや使い方、神経・栄養の状態まで確認し、原因を多角的に探っていきます。

再発しないようにするにはどうすればいいですか？

痛みが取れても、使い方や姿勢が変わらないと再発しやすくなります。当院では施術だけでなく、セルフケアやストレッチ、体の使い方のアドバイスまで行い、再発を防ぐ身体づくりをサポートしています。

保険は使えますか？

当院は自費診療となります。保険治療では対応できない部分まで丁寧にケアできるのが特徴です。根本からしっかり改善したい方、他では改善しなかった方に選ばれています。

ゴルフ肘でいろいろ悩まされていた皆さまも、当院で整体の施術を受けて、このような変化がありました。

脊柱の生理弯曲に働きかけ、体幹を整える当院の脊柱軸整法は、姿勢を整える為、ゴルフ肘との相性が非常によく、劇的に改善するケースも見られます。

「脊柱軸整法」は、古武術の身体操作にヒントを得ながら、脊柱の生理的弯曲・体幹の軸・関節のアライメントを整える手技です。神経と運動機能の連動にも着目し、姿勢と動作の質を高めることで、ゴルフ肘を根本改善へと導きます。

ゴルフ肘は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなりますので、我慢は禁物です。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。