
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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朝どうしても起きられない、立ち上がるとふらつく、そんな子どもの様子を見て、薬を使うべきなのか、いつまで飲み続けるものなのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。この記事では、起立性調節障害の治療で検討される薬について、昇圧薬や漢方薬、点滴も含めた一般的な考え方をお伝えします。
症状そのものについて詳しく知りたい方は、起立性調節障害の症状ページもあわせてご覧いただくと、体調への理解がより深まるかと思います。
監修・執筆:柴田 孝史 整体師 / 管理栄養士
からだ回復センター京都城陽整体院 院長


薬との付き合い方を見ていきましょう
この記事でわかること
起立性調節障害では、生活面の工夫を続けても症状が改善しにくい場合に、薬が検討される場合があります。


起立性調節障害の治療では、水分や塩分の摂取、生活リズムの調整といった生活面の工夫を基本にすることが多いとされています。まずはこうした工夫から始めるのが一般的な考え方です。
それでも症状が続く場合には、生活面の工夫をやめるのではなく、そこに薬を組み合わせる形で検討されます。
薬を使うかどうかは、症状の強さや、日常生活への影響の大きさなどを踏まえて、個々の状況に応じて判断されます。
軽い症状の時期からすぐに薬を使うのではなく、生活への支障がどの程度かを見ながら、必要性を見極めていくのが基本的な考え方です。また、起立性調節障害には起立直後性低血圧や体位性頻脈症候群など、いくつかの病型があり、どの薬が選ばれるかは病型によっても変わってきます。


起立性調節障害の治療では、症状や体質に応じて、いくつかの種類の薬が候補にあがります。
起立時の血圧の下がり方をやわらげ、血圧を保ちやすくする働きを持つ薬が検討されます。立ちくらみなどの症状への対応として用いられ、代表的なものにミドドリン塩酸塩(メトリジンなど)があり、第一選択薬として使われることが多いとされています。
改善がみられない場合には、メチル硫酸アメジニウムや、頻脈が目立つタイプにはプロプラノロール塩酸塩が候補となることもあります。
これらの薬は効果がすぐに現れるわけではなく、1〜2週間程度かけて少しずつ効果を感じられるようになると言われています。すぐに効果を感じられなくても自己判断で服用をやめず、しばらく様子をみながら続けることが大切です。
体質や症状によっては、漢方薬が選択肢の一つとなることもあります。漢方薬は、症状が強く出ている時期か、体力が落ちてきた回復期かなど、体調の段階によって使い分けられる考え方があり、どの薬が合うかは一人ひとりの体質や症状によって異なります。
起立性調節障害には、頭痛や吐き気など、さまざまな症状が伴うことがあり、それぞれに応じた薬が用いられる場合があります。
頭痛や痛み、吐き気などのつらい症状に対しては、それぞれの症状を和らげることを目的とした薬が用いられます。
これらは起立性調節障害そのものを治療する薬ではなく、つらい症状を一時的に和らげるための対症療法という位置づけです。


漢方薬については、立ちくらみなど症状が顕著な時期には苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、初期から症状が続く時期には半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)、症状が落ち着いたあとの体力回復期には補中益気湯(ほちゅうえっきとう)といった形で、体調の段階に合わせて使い分けられる考え方があります。
ただし、どの漢方薬が適しているかは体質や症状の現れ方によって異なるため、自己判断で選ぶのではなく、医師に相談しながら決めていくことが大切です。
症状が強い場合には、点滴や注射、あるいは手術について気になる方もいらっしゃるかもしれません。
強い脱水症状がみられるなど、状況によっては点滴での対応が必要になることがあります。日頃から水分・塩分をしっかり摂ることも、こうした事態を防ぐうえで大切な考え方です。
起立性調節障害そのものに対して、手術が標準的な治療として行われることはありません。この点は誤解のないよう知っておきたいところです。
薬を使う場合には、安全に治療を続けるために、気をつけておきたい点がいくつかあります。
効果を感じにくいから量を増やす、症状が落ち着いたから自分の判断でやめる、といった自己判断での調整は避けましょう。
体調の変化は一人で抱え込まず、必ず処方を受けた医師に相談しながら、治療を進めていくことが大切です。
薬を使っている中で気になる変化があれば、早めに処方医や薬剤師に相談することが、安心して治療を続けるうえで役立ちます。
生活面の工夫と治療を両立させながら、体調の変化に一人で悩まず、周囲や専門家に相談しながら向き合っていただきたいと思います。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の薬剤の使用を推奨するものではありません。実際の治療方針や薬の選択については、必ず医師の診断・指示に従ってください。

