
院長:柴田お気軽にご相談ください!

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朝起きた瞬間から、頭が重い。首の後ろがじわっと締めつけられるようで、ため息が出る。
「今日も薬を飲んでから動こうか」そんな朝が、いつの間にか当たり前になっていませんか。
病院では「緊張型頭痛ですね」と言われ、検査では特に異常はなし。薬を飲めば一時的に楽になるけれど、また同じように頭が重くなる——。
このままずっと、薬と付き合っていくしかないのだろうか。そう感じて、このページにたどり着かれた方も多いと思います。
私は整体院の院長として、そして長年、体の回復と向き合ってきた一人として、「薬以外の視点」もあることを知ってほしいと思っています。
ここでは、
・なぜ薬が手放せなくなりやすいのか
・病院で異常がないのに、つらさが続く理由
・整体では、緊張型頭痛をどう捉えているのか
こうした点を、できるだけわかりやすくお伝えします。


薬でしのぐ毎日に、少し疲れていませんか。体全体からアプローチする視点が、新しい選択肢になるかもしれません


緊張型頭痛の方とお話ししていると、「気づいたら、ほぼ毎日薬を飲んでいました」という声をよく聞きます。
それも無理はありません。仕事や家事を休めない中で、今ある痛みをどうにかしたい。そう思えば、薬に手が伸びるのは自然なことです。
最初は「つらい時だけ」だったはずが、だんだんと「飲まないと不安」「今日は大丈夫かな、と様子を見るのが怖い」そんな状態に変わっていくことも少なくありません。
ここで大切なのは、
薬が悪い、という話ではないということです。
ただ、薬は“今出ている痛みを抑える役割”が中心で、なぜ頭痛が起きやすい体になっているのか、という部分には、なかなか踏み込みません。
だからこそ、「飲み続けるしかないのかな…」という不安が残ってしまうのです。
病院で検査を受けて、「特に異常はありません」と言われた。
それでも、つらさは変わらない。
この状況に、戸惑いや不安を感じる方はとても多いです。
これは、病院の診断が間違っている、ということではありません。緊張型頭痛は、命に関わる病気を見逃さない、という医療の視点では「大きな異常が見つかりにくい頭痛」でもあるからです。
けれど実際には、
・首や背中がずっと緊張している
・呼吸が浅い
・体が休まる時間がほとんどない
こうした状態が重なって、頭痛として現れている方が少なくありません。
緊張型頭痛は、後頭部から首筋にかけて、重たく締め付けられるような痛みが出やすいのが特徴です。ズキズキとした強い痛みや、光や音で悪化することは少なく、吐き気を伴わないケースも多く見られます。
整体の現場で体をみていると、こうした頭痛を訴える方の多くに、首や肩まわりの緊張が長く続いている状態が見られます。ただ、その緊張はレントゲンやMRIなどの検査では確認しにくく、「異常なし」と言われやすい部分でもあります。
痛み自体は我慢できる程度でも、集中しにくくなったり、仕事や家事の効率が落ちたりと、日常生活にじわじわ影響してくることも少なくありません。こうした特徴を知ることで、「気のせいではなかったんだ」と少し気持ちが楽になる方もいらっしゃいます。
首の筋肉が固まるのは確かですが、自律神経の乱れも深く関わっています。交感神経が活発になると体が緊張しやすくなり、副交感神経の回復機能が弱まります。睡眠の質が落ちて翌朝の頭痛につながりやすいんです。
眼精疲労や歯ぎしりも加わると、全身の連鎖反応が起きやすくなります。薬で筋肉の痛みを抑えても、神経のバランスが整わないと再発しやすくなりますね。


緊張型頭痛の方の体をみていると、多くの方に共通しているのは、体がずっと力を抜けない状態になっているという点です。
首や肩の筋肉が硬くなっているというだけではありません。呼吸が浅く、体全体が緊張したまま、「休もうとしても休めない」状態が続いています。
この状態が長く続くと、頭や首のまわりに違和感が出やすくなり、それが頭痛として感じられることがあります。
整体では、「どこが悪いのか」を探すよりも、なぜ体が緊張し続けているのかを大切に考えます。
緊張型頭痛の方は、日中ずっと気を張って過ごしている方が多い印象です。
仕事中も家に帰ってからも、無意識のうちに肩に力が入り、首や背中がこわばったままになっています。
その結果、本来は休む時間に働くはずの神経がうまく切り替わらず、体が「オンのまま」になってしまいます。
整体では、強く押したり無理にほぐしたりはしません。体が「もう力を入れなくていいんだ」と感じられるよう、やさしく緊張をほどいていくことを大切にしています。
施術後に「頭が軽く感じる」「呼吸がしやすくなった」と話される方が多いのも、こうした体の変化が関係しているのだと思います。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、知らないうちに前かがみの姿勢が続いていませんか。
この姿勢が続くと、首や背中に余計な力がかかり、体は常に緊張しやすくなります。
整体では、背骨や骨盤のバランスを整えることで、体が自然と力を抜きやすい状態をつくっていきます。
姿勢が整うと、呼吸が深くなり、夜にしっかり休めるようになったという声をいただくこともあります。
こうした変化が積み重なることで、頭痛が起きにくい体の状態に近づいていきます。
ここで、ひとつ大切なことがあります。整体は、薬の代わりになるものではありません。
強い痛みがあるときや急な症状が出たときには、医療の力が必要な場面もあります。
整体ができるのは、体が回復しやすい状態を整えることです。
薬で痛みを抑えながら、同時に体の緊張を見直していく。そうした形で整体を取り入れている方も多くいらっしゃいます。
「できれば、薬に頼る回数を減らしていきたい」そう感じている方に対して、整体では次のようなサポートを行っています。
・体の緊張をやさしく整える
・姿勢や体の使い方を確認する
・日常生活で無理がかかっている部分を一緒に見直す
特別なことを無理に始める必要はありません。今の生活の中で、「ここなら変えられそう」というところから整えていきます。
体の状態が変わってくると、「以前ほど頭痛が気にならなくなった」「薬を飲む回数が減った」と感じる方もいらっしゃいます。


当院の施術は、強い刺激を与えるものではありません。
体の反応を見ながら、神経の緊張が静まっていくように、ゆっくりと整えていきます。
「整体が初めてで不安だったけれど、思っていたよりも安心して受けられた」というお声をいただくことも多いです。
施術だけでなく、日常の姿勢や体の使い方についても、必要に応じてお話ししています。「これなら続けられそう」そう思える内容だけをお伝えしますので、無理に頑張る必要はありません。
体を整えることは、何かを我慢することではなく、体にとって楽な選択を増やすことだと考えています。
これまでお話ししてきた内容は、次のような方に当てはまることが多いと感じています。
・頭痛が出るたびに、薬を飲む回数が増えてきた
・肩こりや首こりと一緒に頭痛が出やすい
・デスクワークやスマートフォンを使う時間が長い
・検査では異常がないと言われたが、つらさが続いている
「必ず整体が必要」ということではありませんが、体の状態を一度、違う角度から見直してみたいと感じている方にとっては、ひとつの参考になるかもしれません。
城陽市や宇治市、京田辺市など、京都府南部にお住まいの方からも、同じようなお悩みでご相談をいただくことがあります。
緊張型頭痛への向き合い方は、決してひとつだけではありません。痛みが強いときには医療の力を借りることも大切ですし、同時に、体が緊張し続けている背景に目を向けていくことで、楽になる方もいらっしゃいます。
整体は、何かを無理に変えるためのものではなく、体が本来の状態に戻りやすくなるよう整えていくための選択肢のひとつです。
ご自身の体と相談しながら、「今の自分には何が合っていそうか」を考えるきっかけとして、こうした視点も知っていただけたらと思います。
緊張型頭痛は、「我慢が足りないから」でも「気のせい」でもありません。そして、「一生、薬を飲み続けるしかない」と決まっているわけでもありません。
痛みが出やすくなっている体の状態に目を向けることで、薬に頼る回数が少しずつ減っていく方もいます。
医療と整体は、対立するものではなく、それぞれ役割が違うもの。
もし今、「このままでいいのかな」と感じているなら、体の視点から、一度見直してみるのも一つの選択です。
無理に変えなくて大丈夫です。
できるところから、一緒に考えていきましょう。
この記事では、緊張型頭痛について、整体の視点からお伝えしてきました。
症状別のページでは病院との役割の違いや、当院での考え方、実際に来院された方の声なども紹介しています。「自分の状態に近いかもしれない」そう感じる部分があれば、参考にしてみてください。


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からだ回復センター京都城陽整体院
からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。
病院で「異常はない」と言われたものの、体の不調が続いて不安を感じている方や、薬だけに頼らず、体の状態を整えていきたいと考えている方からご相談をいただくことが多い整体院です。
アクセス・通いやすさについて
※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。対応エリア外にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。