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女性に多い緊張型頭痛の原因とは?|整体で改善を目指すための考え方

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こんにちは。からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。午後になると頭が重くなってきて、まるで頭全体を締め付けられているような感覚に悩まされていませんか?

肩こりや首のこりがひどくなると同時に頭痛も強くなる、デスクワークが続くと頭が重くてつらい、そんな症状を抱えながら日々を過ごしている女性の方が本当に多いのです。

実はこのような締めつける頭痛は、整体の現場から見ても、女性の身体の特徴や生活背景と深く関係していることが少なくありません。病院で検査を受けても「異常なし」と言われて、結局どうすればいいのかわからず困っている方もたくさんいらっしゃいます。

当院にも、こうした頭の痛みに長年悩まされてきた女性の患者さまが来院されています。今日は、なぜ女性にこのような頭痛が起こりやすいのか、そして緊張型頭痛をどう改善していけばいいのか、整体の視点からお話しさせていただきます。

院長:柴田

「体質だから」「年齢のせい」と諦めていた方にこそ、読んでいただきたい内容です

目次

女性に緊張型頭痛が多いのはなぜ?

統計的に見ても、締め付けられるような頭の痛みを訴える方は男性よりも女性のほうが多い傾向にあります。ただ、これは決して「女性が弱いから」とか「我慢が足りない」という話ではありません。女性特有の身体の特徴や生活環境が、頭痛を引き起こしやすい条件を重ねているからなのです。

まず身体構造の面では、男性と比べて筋肉量が少ないという特徴があります。首や肩の筋肉で頭部を支えているわけですが、筋力が少ない分、同じ姿勢を続けたときの負担がどうしても大きくなってしまいます。

デスクワークやスマホ操作で長時間同じ姿勢をとることが多い現代の生活は、この負担をさらに大きくしています。

加えて、仕事だけでなく家事や育児、場合によっては介護といった複数の役割を同時に担っている方も多く、気づかないうちに心身ともに緊張状態が続いてしまうのです。周囲への気遣いが多かったり、責任感が強い性格の方ほど、無意識に肩や首に力が入りやすくなります。

リラックスできる時間が少なく、常に何かに追われているような感覚で日々を過ごしていませんか?

このように、女性ならではの身体的条件と社会的背景が重なることで、頭の痛みが起こりやすい環境にあると言えます。だからこそ、その背景を理解したうえで対処していくことが大切なのです。

女性の緊張型頭痛に多い主な原因

では具体的に、どのような要因が頭の痛みを引き起こしているのでしょうか。当院でこれまで数多くの患者さまを診てきた経験から、特によく見られる原因についてお話しします。

多くの方に共通しているのが、首・肩・背中の慢性的な筋緊張です。

長時間のデスクワークやスマホ操作で同じ姿勢を続けると、これらの筋肉が常に緊張した状態になります。血流が悪くなり、酸素や栄養が十分に届かなくなることで、痛みや重だるさを感じるようになるのです。

また、真面目で几帳面な性格の方ほど、仕事や家事を完璧にこなそうとして知らず知らずのうちに力が入ってしまいます。これは無意識に起こるクセのようなもので、自分では気づいていないことも多いのです。

気遣いが多い方ほど常に緊張感を持って過ごしているため、無意識のうちに身体が休まる時間が少なくなりがちです。

さらに、仕事と家庭の両立、人間関係のストレス、将来への不安など、現代を生きる女性は多くのプレッシャーを抱えています。精神的なストレスは自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張を強めます。ストレスを感じているときは呼吸が浅くなり、それが酸素不足を招いて頭痛につながることもあります。

睡眠の質の低下も見逃せない要因です。忙しさや心配事で睡眠時間が短くなったり、眠りが浅くなったりすると、身体の回復力が低下します。疲労が取れないまま翌日を迎えることで筋肉のこりがさらに悪化し、頭痛を感じやすい身体の状態が作られてしまうのです。

目の疲れも関係しています。長時間のパソコン作業やスマホ使用による眼精疲労が、頭部や首まわりの筋肉を緊張させて頭痛を誘発します。噛み合わせの悪さや噛みしめの癖がある方は、顎のゆがみが側頭部や首の筋肉に余計な力をかけている場合もあります。

これらの原因は単独で存在するのではなく、いくつもの要因が複雑に絡み合って症状として現れています。だからこそ、一つひとつの原因を丁寧に見極めることが改善への第一歩になるのです。

ホルモンバランスや生理・更年期との関係

女性の身体はホルモンの影響を大きく受けますが、この関係について誤解されている方も多いように感じます。よく「ホルモンバランスの乱れが頭痛の原因」と説明されることがありますが、整体の視点から見るともう少し複雑です。

ホルモンの変動そのものが直接頭痛を引き起こすというよりも、ホルモンバランスの変化が自律神経に影響を与え、その結果として身体が緊張しやすくなると考えたほうが正確です。

生理前や生理中は、ホルモンの変動によって自律神経のバランスが乱れやすく、筋肉の緊張が抜けにくくなります。

更年期に入ると女性ホルモンの分泌が急激に減少し、自律神経が不安定になりやすい時期を迎えます。この時期は、もともと抱えていた肩こりや首のこりが悪化しやすく、頭痛として表れることが多いのです。

ただ、これは更年期だから仕方ないという話ではなく、身体全体のバランスを整えることで改善できる余地は十分にあります。

当院では、ホルモンの変化そのものよりも、その変化によって身体がどのような状態になっているのかを丁寧に見ていきます。自律神経が乱れているのか、血流が悪くなっているのか、姿勢や骨盤のゆがみが関係しているのか。

こうした身体全体のバランスを整えることで、頭痛の出にくい身体づくりを目指していきます。

女性の緊張型頭痛でよくある誤解と対処法の落とし穴

頭の痛みに悩む女性の多くが、良かれと思って続けている対処法が実は逆効果になっているケースがあります。ここでは、よくある誤解についてお話しします。

まず、マッサージで強く揉めば楽になるという考え方です。肩や首がこると、ついつい強い刺激を求めてしまう気持ちはよくわかります。しかし、強い刺激は筋肉を傷つけ、かえって炎症を起こして痛みを長引かせることがあります。

施術直後は気持ちよくても、翌日にはまた同じ状態に戻ってしまう、あるいは以前よりひどくなっているという経験はありませんか?

次に、姿勢を気をつければ治るという誤解です。姿勢を正すことは大切ですが、すでに身体にゆがみが定着している状態では、意識だけで姿勢を変えることは難しいのです。むしろ無理に姿勢を正そうとすることで余計な力が入ってしまい、かえって疲れてしまいます。

まずは身体のゆがみを整えて、自然と良い姿勢が保てる状態にすることが必要です。

そして最も多いのが、痛み止めでなんとかやり過ごしているというケースです。

痛み止めは一時的に症状を抑えるには有効ですが、原因そのものを解決するわけではありません。頻繁に服用することで効きづらくなったり、薬物乱用頭痛という新たな問題を引き起こすこともあります。薬に頼らなくても過ごせる身体を目指すことが、本当の意味での改善につながります。

こうした対処法の落とし穴にはまらないためにも、まずは自分の身体が今どんな状態にあるのかを正しく知ることが大切です。

当院が考える、女性の緊張型頭痛への整体的アプローチ

当院では、頭の痛みに悩む女性の患者さまに対して、強く押したり揉んだりする施術は行いません。なぜなら、身体は無理に変えようとすると余計に緊張してしまうからです。大切なのは、身体が自ら緊張を手放せる状態をつくることなのです。

当院で行っている脊柱軸整法という施術は、脊柱の生理的弯曲を整えることで神経の働きや血流を改善し、自然治癒力を高めていく手法です。

痛みや不調がある部分だけでなく、全身のバランスを丁寧に検査し、根本的な原因にアプローチします。古武術の身体操作にヒントを得た独自の手技で、小さなお子さまからご高齢の方まで安心して受けていただける、身体に優しい施術です。

病院と整体では見ている視点が違います。病院では主に薬によって症状を抑える対処が行われますが、当院では「なぜ痛みが出ているのか」を全身から探り、体のバランスや自律神経、身体が回復するための土台となる生活習慣など根本原因からの改善を目指します。

病院での治療と併用しながら、無理のない形で身体全体を整えていくという選択肢もあるのです。

「女性に多い頭痛だから仕方ない」と思っている方へ

これまで何年も頭の痛みに悩まされてきた方の中には、「女性だから仕方ない」「年齢のせいだから我慢するしかない」と諦めてしまっている方もいらっしゃいます。でも、本当にそうでしょうか?

確かに女性特有の身体の特徴やライフステージの変化は、頭痛を起こしやすい条件になることがあります。しかし、それは「治らない理由」ではなく、「身体が教えてくれているサイン」だと私は考えています

身体の状態が変われば、頭痛の出方も変わります。病院で「異常なし」と言われても、整体の視点から見れば改善できる余地がたくさんあります。

実際、当院には何年も頭の痛みに悩まされてきた方の中にも、体の状態を整えていく中で「朝から頭が軽くなった」「仕事に集中できるようになった」「肩や首のこりが気にならなくなった」「薬を飲まなくても過ごせるようになった」と喜びの声をたくさんいただいています。頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。

慢性化してしまうと、集中力や作業効率の低下、睡眠の質の悪化を招きます。

さらに気分の落ち込みや不安感が強くなり、日常生活そのものがつらく感じるようになることもあります。最悪の場合、うつ症状や自律神経の乱れが進行し、心身ともにバランスを崩してしまうケースも少なくありません。

ここまで読んで、「もしかしたら自分の頭痛も違う見方があるのかもしれない」と感じた方は、今すぐ何かを決めなくても大丈夫です。

頭痛は、身体がこれ以上がんばり続けないために出しているサインのこともあります。当院では、あなたの話を丁寧に伺い、今の身体がどんな状態なのかを一緒に確認することから始めています。

「長年の頭痛だから仕方ない」と思っていた方が、楽になっていくケースも少なくありません。もし「一度ちゃんと自分の身体の状態を知りたい」と感じたときは、そのタイミングでご相談ください。

この症状について、もう少し知りたい方へ

この記事では、緊張型頭痛について、整体の視点からお伝えしてきました。

症状別のページでは病院との役割の違いや、当院での考え方、実際に来院された方の声なども紹介しています。「自分の状態に近いかもしれない」そう感じる部分があれば、参考にしてみてください。

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からだ回復センター京都城陽整体院

からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。

病院で「異常はない」と言われたものの、体の不調が続いて不安を感じている方や、薬だけに頼らず、体の状態を整えていきたいと考えている方からご相談をいただくことが多い整体院です。

アクセス・通いやすさについて

  • 近鉄京都線「富野荘駅」から徒歩4分
  • 京奈和自動車道「城陽インター」から車で約5分
  • アルプラザ城陽から車で約5分
  • 駐車場2台完備(お車でのご来院も便利です)

※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。対応エリア外にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。


院長:柴田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
京都府城陽市枇杷庄島ノ宮5-15
電話番号
0774-55-5488
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日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
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