【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

片頭痛・群発頭痛との違い|緊張型頭痛の見分け方と特徴

本日の予約状況

こんにちは、からだ回復センター京都城陽整体院の柴田です。頭痛でお困りの方とお話ししていると、「自分の頭痛がどのタイプなのかわからない」というお悩みをよく耳にします。実は、頭痛にはいくつかの種類があって、それぞれ痛み方も対処法も全く違うんですね。

病院で検査を受けても「異常なし」と言われて、市販の頭痛薬でなんとかやり過ごしている方も多いのではないでしょうか。でも、緊張型頭痛なのか片頭痛なのか、それとも群発頭痛なのかによって、本当に必要な対処は変わってきます。

今日は、頭痛のタイプを見分けるポイントについて、整体院の現場で培ってきた経験も交えながらお話しします。自分の頭痛を正しく理解することが、改善への第一歩になりますよ。

院長:柴田

頭痛のタイプを見分けられると、適切な対処法が見えてきます

目次

頭痛にはいくつかのタイプがある

慢性的に繰り返す頭痛は「一次性頭痛」と呼ばれ、大きく分けて3つのタイプがあります。締め付けられるような痛みが特徴の緊張型頭痛、ズキズキと脈打つように痛む片頭痛、そして目の奥をえぐられるような激痛が特徴的な群発頭痛です。

この3つは、痛み方も起こるタイミングも全く違うものなんですね。

当院にも「長年頭痛に悩まされてきたけれど、自分がどのタイプなのかわからなかった」という方が数多く来院されます。痛みが出たときに市販薬を飲んで我慢している方、整骨院やマッサージに通っても一時的にしか楽にならない方、病院で処方された薬が効かなくなってきた方など、さまざまです。

それぞれの頭痛には明確な特徴があって、その違いを知ることで「今の自分に本当に必要な対処」が見えてきます。症状を正しく見分けることは、遠回りせずに改善へ向かうための大切なステップなんです。

緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛の大きな違い

3つの頭痛は、痛みの質がまったく異なります。緊張型頭痛は頭全体や後頭部が重く締め付けられるような感覚で、「ヘルメットをかぶったような圧迫感」と表現される方も多いです。

片頭痛はズキンズキンと脈打つような拍動性の痛みが特徴で、頭の片側だけに出ることもあれば両側に広がることもあります。

群発頭痛は、この3つの中で最も痛みが激しいタイプです。片側の目の奥やこめかみに「アイスピックで刺されるような」「目玉をえぐられるような」と形容されるほどの激痛が走ります。あまりの痛さに、じっとしていられず動き回ってしまう方もいるほどです。

痛みが起こるタイミングも、それぞれ特徴的です。緊張型頭痛は夕方にかけて徐々に強くなることが多く、長時間のデスクワークやストレスが続いた後に出やすい傾向があります。片頭痛は週末や休日に起こりやすく、気圧の変化や寝不足、特定の食べ物がきっかけになることもあります。

群発頭痛は「群発期」と呼ばれる期間に集中して起こるのが大きな特徴です。年に1〜2回、数週間から数ヶ月の間、毎日決まった時間帯に発作が起こります。特に明け方や就寝後に痛みで目が覚めることが多く、生活リズムが大きく乱れてしまいます。

痛み方・タイミング・伴う症状の違い

それぞれの頭痛には、痛み以外にも特徴的な症状があります。緊張型頭痛では肩こりや首のこりを同時に感じることが非常に多く、デスクワークやスマホ操作など、同じ姿勢を続けた後に悪化しやすいという特徴があります。痛みはじわじわと持続的で、数時間から数日間続くこともあります。

片頭痛の場合は、吐き気や嘔吐、光や音に敏感になるといった症状を伴うことが特徴的です。頭痛が始まる前に、視界にチカチカした光が見える「閃輝暗点(せんきあんてん)」という前兆が現れる方もいます。動くと痛みが強くなるため、暗くて静かな場所で安静にしていたくなります。

群発頭痛では、痛みと同時に目の充血や涙、鼻水、鼻づまりといった自律神経症状が片側だけに現れます。発作は15分から3時間ほど続き、その間は耐え難い痛みに襲われます。市販の鎮痛薬はほとんど効かず、専門的な治療が必要になることが多いです。

日常生活への影響も、タイプによって異なります。緊張型頭痛は日常動作で悪化することは少なく、仕事や家事を続けられることが多いです。一方、片頭痛や群発頭痛は痛みが強く、動けなくなってしまうこともあります。

見分けるポイントの整理

頭痛のタイプを見分けるために、次のような点をチェックしてみてください。

特徴緊張型頭痛片頭痛群発頭痛
痛み方締め付けられる、重いズキズキ、拍動性えぐられる激痛
痛む場所頭全体・後頭部片側または両側片側の目の奥
発作の頻度ほぼ毎日〜週数回月1〜2回程度群発期に毎日
随伴症状肩こり・首こり吐き気・光音過敏涙・充血・鼻水
動いたとき悪化しない悪化するじっとできない

※あくまで目安ですが、こうした違いを知ることで、自分の頭痛の傾向が見えやすくなります。

ここまで読んで、「自分の頭痛はどれに近いか、なんとなくわかってきた」という方も多いのではないでしょうか。実際、当院に来院される方の多くも、この段階で「緊張型頭痛かもしれない」と気づかれています。

こんな場合は緊張型頭痛の可能性が高い

デスクワークやスマホ操作など、長時間同じ姿勢を続けた後に頭痛が出る方は、緊張型頭痛の可能性が高いです。特に、肩や首のこりと一緒に頭痛が起こる場合、後頭部から頭全体にかけて重く締め付けられるような痛みを感じる場合は、かなり典型的な症状といえます。

当院では、こうした特徴を見逃さないために、初回の問診と検査に多くの時間をかけています。

朝起きたときから頭が重くてすっきりしない、午後から夕方にかけて徐々に痛みが増してくる、ストレスがたまっているときに悪化しやすい、こういった特徴に心当たりがある方も緊張型頭痛の可能性があります。

当院に来院される緊張型頭痛の患者さまの多くは、市販の頭痛薬を常用している状態です。薬を飲めば一時的に楽になるものの、すぐにまた痛みが戻ってきて、だんだん薬の効果も感じにくくなってきたという方が少なくありません。

緊張型頭痛は、筋肉の緊張や血流の悪さ、姿勢のゆがみ、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こります。だからこそ、その場しのぎの対処ではなく、根本的な原因を見極めることが大切なんです。

こうした特徴がある方ほど、「頭痛そのもの」よりも、体の使い方や緊張のクセ、姿勢の影響が深く関わっているケースが多く見られます。

症状だけを追いかけても改善しにくい理由は、ここにあります。

こうしたケースでは、頭痛そのものよりも「体の緊張のつくり方」や「無意識の姿勢のクセ」を整えることで、改善につながることが少なくありません。

こんな症状があれば医療機関を優先してください

ここまで慢性的な頭痛についてお話ししてきましたが、中には命に関わる危険な頭痛もあります。次のような症状がある場合は、整体院ではなく、すぐに医療機関を受診してください。

  • これまで経験したことがないほどの突然の激しい頭痛
  • 頭痛とともに手足のしびれや麻痺、ろれつが回らないなどの症状がある
  • 高熱を伴う頭痛や、意識がもうろうとする
  • 頭痛の強さや頻度が日に日に増している
  • 50歳を過ぎてから初めて起こった激しい頭痛

くも膜下出血や脳腫瘍など、重大な病気が隠れている可能性があります。「バットで殴られたような」と表現される突然の激痛は、特に注意が必要です。

また、群発頭痛の痛みは非常に強く、市販薬では対処できないことがほとんどです。群発頭痛が疑われる場合も、まずは医療機関で診断を受けることをお勧めします。専門的な治療が必要になるケースが多いからです。

「見分けること」が改善への第一歩

自分の頭痛がどのタイプなのかを知ることは、適切な対処法を選ぶための出発点です。緊張型頭痛なら体を動かしたり温めたりすることで楽になることが多いですが、片頭痛の場合は逆に安静にして冷やす方が効果的です。

何年も頭痛に悩まされてきた方の中には、自分の頭痛タイプを誤解したまま、効果のない対処を続けてしまっている方もいます。マッサージで強く揉みほぐしてもらうと一時的には気持ちいいけれど、すぐに元に戻ってしまう。薬を飲んでも効かなくなってきた。

そんな経験がある方は、一度立ち止まって、本当に自分に合った対処ができているか見直してみる価値があります。

当院では、初回にしっかり時間を取り、頭痛の背景にある原因を多角的に確認しています。それは、症状の背景にある原因を正確に見極めることが、最短での改善につながると確信しているからです。

姿勢分析や筋力検査、自律神経のチェックなど、多角的な整体検査を通じて「なぜその頭痛が起こっているのか」を明らかにします

症状がはっきりしない頭痛こそ、体全体を見る視点を

実は、緊張型頭痛と片頭痛の両方の特徴を持つ「混合型」の頭痛もありますし、症状が典型的でないケースもあります。そういった場合こそ、部分的な視点ではなく、体全体を見ていく必要があるんです。

頭痛の背景には、姿勢のゆがみや骨盤のバランス、筋肉の緊張パターン、自律神経の状態など、さまざまな要因が関わっています。当院では整体施術に加えて、日常生活での姿勢や動作、睡眠や運動習慣といった生活面についてもアドバイスしています。

体のバランスを整えることで自然治癒力が高まり、頭痛が起こりにくい体質へと変化していきます。実際に、長年の頭痛から解放された患者さまからは「薬に頼らなくても過ごせるようになった」「仕事に集中できるようになった」「朝から頭がすっきりしている」といった喜びの声をいただいています。

頭痛は我慢すればするほど慢性化しやすく、日常生活への影響も大きくなってしまいます。集中力の低下、睡眠の質の悪化、気分の落ち込みなど、頭痛が引き起こす問題は決して小さくありません。

「整体に行くほどではないかもしれない」そう感じている方こそ、一度ご自身の体の状態を知ってみてください。見極めるだけでも、今後の対処がずいぶん楽になります。

もしあなたが今、どのタイプの頭痛なのかわからないまま悩んでいるなら、あるいは対処法を試してもなかなか改善しないと感じているなら、一度しっかりと原因を見極めてみませんか。

原因がわかれば、不安も軽くなりますし、具体的な改善の道筋が見えてきます。一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの来院を心からお待ちしています。

この症状について、もう少し知りたい方へ

この記事では、緊張型頭痛について、整体の視点からお伝えしてきました。

症状別のページでは病院との役割の違いや、当院での考え方、実際に来院された方の声なども紹介しています。「自分の状態に近いかもしれない」そう感じる部分があれば、参考にしてみてください。

――――――――――

からだ回復センター京都城陽整体院

からだ回復センター京都城陽整体院には、城陽市・宇治市・京田辺市を中心に、京都府南部にお住まいの方が多く来院されています。

病院で「異常はない」と言われたものの、体の不調が続いて不安を感じている方や、薬だけに頼らず、体の状態を整えていきたいと考えている方からご相談をいただくことが多い整体院です。

アクセス・通いやすさについて

  • 近鉄京都線「富野荘駅」から徒歩4分
  • 京奈和自動車道「城陽インター」から車で約5分
  • アルプラザ城陽から車で約5分
  • 駐車場2台完備(お車でのご来院も便利です)

※京都市内や奈良県からお越しの方もいらっしゃいます。対応エリア外にお住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。


院長:柴田

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
京都府城陽市枇杷庄島ノ宮5-15
電話番号
0774-55-5488
定休日
日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次